フルブラウザ+2.5インチ液晶+ドラクエII──「N901iS」

» 2005年05月17日 13時45分 公開
[斎藤健二,ITmedia]
 フルブラウザを搭載した「N901iS」のスピリットブラック


 左からエナメルホワイト、クラレットピンク、アトランティックブルー

ACCESS製フルブラウザ搭載〜定額には非対応

 NEC製の「N901iS」は(「N901iS」記事一覧参照)、ドコモのiモード端末として初めてPCサイトを閲覧できるフルブラウザを搭載した。ブラウザはiモードブラウザとしての実績もあるACCESS製の「NetFront」(5月9日の記事参照)

 ただしフルブラウザの通信料金には定額制が適用されない。「パケ・ホーダイ」の場合、0.02円/パケットの料金がかかる。

PCサイト全体を表示するモードのほか、横スクロールが必要ないよう、携帯画面の横幅に合わせてサイトを再構成する表示モードも用意してある。残念ながらPCサイト向けのMacromedia Flashの再生には対応していない

 フルブラウザを搭載したことから、「ディスプレイをまず大きく」(ドコモ 第一商品企画担当部長の森健一氏)した。メインディスプレイには2.5インチと音声端末では最大級のTFT液晶「モバイルシャインビューEX液晶」を装備。解像度240×345ピクセルで、通常のQVGA液晶より25ピクセル分縦長の画面でPC向けサイトを閲覧できる。縦横比は、前機種「N901iC」と同様だ。従来液晶に比べていろ再現域が向上しているという。

 また背面ディスプレイも、N901iCの0.9インチから1インチにサイズアップ。解像度も120×30ピクセルから120×90ピクセルに高精細化した。

 フルブラウザはiモードメニューの中にあり、iモードブラウザ起動中にフルブラウザに切り替え可能。iモードブラウザで表示中のサイトをフルブラウザで閲覧できる。マルチタスク機能のグループとしてはiモードグループに属し、iモードブラウザやiアプリとのタスク切り替えは行えない。

iモードブラウザからフルブラウザに切り替えることもできる

 携帯によるコミュニケーションを重視するNECらしい機能も新たに搭載(2003年12月の記事参照)。メールを自動解析して待ち受け画面に感情表現スタンプを表示する「感情お知らせメール」を用意した。

 「メールの中身を解析して、絵文字や英単語などを判別、ハートマークなどを表示する」(ドコモ)。スタンプは22種類が用意されている。

 さらに自分で設定したキーワードを3つまで登録可能。メール内にそのキーワードが登場すると、感情表現スタンプの代わりにキーワードスタンプが表示される。

22種類のアイコン

ドラクエII内蔵〜後編も無償ダウンロード

 プリセットアプリは、家庭用ゲーム機の大ヒット作「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」。N900iにプリセットされ、端末のヒットに貢献したといわれる「ドラゴンクエスト」(2004年9月の記事参照)の続編を内蔵している。

 ドラクエIIは規模が大きいため、前後編に分かれている。N901iSに最初から内蔵されているのは前編。後編も情報料無料でダウンロードできるようになっている。前編をクリア後、ステータスを引き継いで後編に進む。

 なお901iSシリーズ標準機能としてPDFファイルの閲覧が可能になっているが、N901iSではドラクエIIの地図をPDFファイルとしてプリインストールしている。

スタート画面からは「後編ダウンロード」も可能。PDFファイルとしてドラクエIIの地図が入っているため、拡大縮小も自由。PDFビューワはiモードグループの中に入るため、ドラクエIIとマップをマルチタスクで切り替えられないのが残念
(C)1987-2005 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

 ボディカラーは前モデルの「N901iC」同様、4色で展開(2004年11月の記事参照)。エナメルホワイト、クラレットピンク、スピリットブラック、アトランティックブルーがラインアップされる。

NEC初のオートフォーカス対応

 カメラはスーパーCCDハニカムカメラを搭載。有効画素数100万画素、記録画素数200万画素となっている。

 またNECとして初めてオートフォーカス(AF)機能を搭載。カメラ操作のユーザーインタフェースも改良された。

カメラのインタフェースも一新された

ボディデザインは“アークライン”から変更

 ボディデザインは、2.5インチという携帯最大級の液晶を納めるため、「N900i」以来続いてきた“アークライン”から一般的な折りたたみ形状に戻った。

スピリットブラックはダイヤルキー周りがオレンジに塗られている、3色遣いが特徴
側面。イヤホン端子とminiSDカードスロットが配された、シンプルな構成だ
赤外線ポートは端末の上側に。充電端子も、従来のNEC製FOMAの側面から、一般的な端末下部に移された
機種名 N901iS
サイズ(幅×高さ×厚み) 51×106×24ミリ
重さ 123グラム
連続通話時間 130分以上(テレビ電話:80分以上)
連続待受時間 430時間以上(静止時)、350時間以上(移動時)
アウトカメラ 有効100万画素、記録画素数200万画素スーパーCCDハニカム
インカメラ 11万画素CCD
外部メモリ miniSD
メインディスプレイ 2.5インチ約6万5000色TFT液晶(240×345ピクセル)
サブディスプレイ 1.0インチ約6万5000色TFT(120×90ピクセル)
ボディカラー エナメルホワイト、クラレットピンク、スピリットブラック、アトランティックブルー


新機種はいつ発売?と思ったら→「携帯データBOX」
  • 各キャリアの「新機種発売日情報」
  • 未発表の端末情報をお届けする「JATE通過情報」
  • 新機種の売れ筋が分かる「携帯販売ランキング」

携帯データBOXそのほか、各端末情報が一望できる“機種別記事一覧”が新登場〜いますぐパワーアップした携帯データBOXをチェック!
携帯データBOXは、ITmediaモバイルトップページのメニューバー右側からもアクセスできます。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月06日 更新
  1. スマホ大型化の裏で高まる「小型音楽プレーヤー」待望論 現役ウォークマンか、“ポストiPod”のiPhone SEか (2026年04月05日)
  2. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【4月5日最新版】 チャージで最大2万ポイント還元のチャンス (2026年04月05日)
  3. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【4月4日最新版】 ポイント10倍多数、1万ポイント還元も (2026年04月04日)
  4. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【4月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のチャンスあり (2026年04月03日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. 皆さん、パソコンやスマホを何で持ち運んでいますか? 私はリュックサックです (2026年04月04日)
  7. au PAYとPontaのキャンペーンまとめ【4月2日最新版】 1万ポイント還元や30%還元のチャンスあり (2026年04月02日)
  8. 「小型iPhone SEを復活させて」──手放せない理由SNSで話題 どこが“ちょうどいい”と評価されるのか (2025年11月29日)
  9. 選択肢が増えた「Starlink衛星とスマホの直接通信」 ドコモとauのサービスに違いはある? (2026年04月02日)
  10. LeicaコラボのXiaomiスマホ「Leitzphone」、中国モデルはデザインと名称が異なる (2026年04月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年