NTTドコモは5月17日、これまでのFOMA各シリーズの累計販売台数を公表した。
4月末時点で1224万契約を数えるFOMAだが、契約に弾みがついたのは「900iシリーズ」の発売によってだ。発売から1年間で900iシリーズは累計1098万台を販売。2004年末に投入した後継機種「901iシリーズ」は、4月末で217万台を販売した。
各メジャーシリーズとも、ドコモは約1000万台の販売を目指す。今回発表した「901iSシリーズ」の投入によって、901iシリーズ全体でも1000万台の販売を狙う。
ドコモは2006年3月末時点で、FOMA契約数を現在の約2倍となる2410万台に増やす計画。901iシリーズだけでなく、普及型FOMAである700iシリーズも後継機種を用意しており、これらの端末ラインアップを整えることでFOMA普及をさらに促進していく。
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