前回、ドラクエIIで「福引券をもらえる法則が分からない」という話をしたら、なんと大勢の読者が「思うにこうじゃないか」という説をメールしてくれました。
それらはすべて「購入後の金額の各桁の位の数を足すと、5の倍数になる」というもの。なるほど、記者が提示した「361」「311」などは、位の数を足すとそれぞれ「10」「5」になります。
それではと試してみると、「276」「186」「96」もすべて的中。非公式情報ですが、これが福引券の法則であることは間違いないようです。さすがはITmedia読者のみなさん、おそれいりました。
前々回、ロードテストでは「N901iS」の動画再生能力をチェックしました(8月1日の記事参照)。その際、QCIFでは15fpsでも再生ができなかった……と報告すると、ユーザーから「こちらは30fpsでも再生できた」との指摘がありました。
QVGAは無理にしても、QCIFファイルではエンコーダやファイル拡張子などが変わると、どうも状況が異なってくるようです。そこで再度、複数の動画ファイルを用意してチェックを行ったのでした。
結果は下表のとおり。
ビットレート | フレームレート | 拡張子 | 再生状況 | エンコーダ |
---|---|---|---|---|
192kbps | 15fps | 3GP | ○ | QuickTime |
192kbps | 15fps | 3GP | ○ | VideoToolbox |
192kbps | 30fps | 3GP | ○ | QuickTime |
192kbps | 30fps | 3GP | ○ | VideoToolBox |
192kbps | 30fps | ASF | ○ | X-TransCoder |
384kbps | 15fps | ASF | ○ | MediaStage |
384kbps | 15fps | ASF | × | X-TransCoder |
384kbps | 30fps | 3GP | × | VideoToolBox |
384kbps | 30fps | ASF | × | X-TransCoder |
ちなみに、再生「×」とはすべて最初から「映像が再生できません」と表示されたことを示しています。
これで見ると、ビットレートが192kbpsかつ3GPファイルなら、30fpsの動画も再生できることが分かります。ただし、384kbpsまで上げると、30fpsは厳しそう。
エンコーダによっては15fpsでも厳しいことがあり(カノープスのX-TransoCoder)、これが前回の記述につながったのでした。参考になったでしょうか。
長期ロードテスト「N901iS」 |
長期ロードテストとは |
ITmedia記者が、普段使いの携帯電話の模様をレポートする長期連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。 読者のニーズが機種を決定なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。 |
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