こんなメリットも──「moperaU」に加入してみた:短期集中ロードテスト「M1000」 No.4

» 2005年09月05日 23時05分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 携帯メールが便利なのは、やはりリアルタイムで受信できるところ。M1000もスマートフォンとして快適に使うには、メールのリアルタイム受信が欠かせません。iモードメールが使えないM1000で利用できるメールはPOPメールとSMS。SMSはリアルタイムで受信できますが、送信可能な相手先が限定されてしまいます。またFOMAユーザーでも「SMSを使ったことがない」という人もいるでしょう。

 現状M1000においてPOPメールの自動受信を可能にするサービスを提供しているのはNTTドコモのISPサービス「mopera U」のみ。mopera Uへの加入で取得できるメールアドレス宛てにメールが届くとSMSの機能を使ってM1000に通知を行い、M1000が自動でメールを取得しに行くという仕組みです。仕組みはともあれ、M1000がFOMAの電波が届く場所にあれば、iモードメール同様にリアルタイムでメールを受信できるわけです。

 mopera Uの月額利用は500円。M1000で自動受信できるmopera.netドメインのEメールアドレスを1つ取得でき、FOMAのパケット通信でインターネット接続した際にWebの画像を圧縮する機能も使えるようになります。画像圧縮機能は今や、FOMAのパケット通信でリッチなPC向けサイトにアクセスするには必須の機能。500円/月なら、けっこう元は取れそうです。

 mopera Uへの加入は8月24日から、PCなら「My DoCoMo」、iモード端末なら「ドコモeサイト」からオンラインで申し込めるようになりました。オンライン経由で申し込めば、その場で使い始めることもできます。以前のドコモショップに行くか電話を使うかといった手段に比べると手軽に申し込めます。

 8月31日までは3カ月間基本料金無料のキャンペーンを行っていました。実は筆者が申し込み手続きを行ったのは8月31日の23時を回ってから。このキャンペーンに背中を押されたのはいうまでもありません。

IDとパスワードがiモードメールで……

 申し込むに当たり、困ったこともありました。筆者は「My DoCoMo」に申し込んでいなかったので、ここから始めました。オンラインで申し込むと、その場でIDとパスワードが発行されるのですが、(契約している電話番号の)iモードメールで送信されてくるURLにアクセスするか、郵送でしか受け取れません。M1000ではiモードメールは受け取れませんし、新規契約でM1000を購入した人のほとんどはiモード契約をしていないでしょう。ちなみに「My DoCoMo」にPCやM1000からアクセスしてIDの再発行を行った場合も同様です。

 筆者はこの申し込みを、公衆無線LANサービスを経由して行っていました。自宅に戻ればiモードメールを受けられるデュアルネットワーク契約のPDC端末があるのですが、まだ出先での仕事が残っていたのでこのためだけに自宅に戻るというわけにもいきません。また家に帰ったとしても、キャンペーン締め切りの8月31日23時59分には間に合いそうにありません。結局、その場から一番近くに住んでいるFOMA所有者の友人に連絡してFOMAを借り、FOMAカードを差し替えてiモードメールを受信。ようやくIDとパスワードを確認できました。これからiモード契約なしでM1000を購入する人はちょっと注意が必要です。

 紆余曲折を経て、「mopera U」の加入手続きが終わったのが、キャンペーン終了17分前の8月31日、23時43分。IDとパスワードがSMSで送信されてきました。「My DoCoMo」もこうしてくれるといいのですが……

 mopera Uには、なかなか便利なオプションも用意されていました。それは「U 公衆無線LANオプション」。NTTドコモの公衆無線LANサービスである「Mzone」とほぼ同じサービスが利用できます。Mzoneは利用制限なしの月次契約だと2000円/月なのですが、U 公衆無線LANオプションは500円/月。つまり「mopera U」の基本料金と合わせても1000円/月なのです。しかもM1000からだけでなく、PCからも無線LANを利用可能。「こんなうまい話はあるわけがない、ローミング扱いで利用のたびに別料金が発生するんじゃないか……」と勘ぐってしまいました。

 そこで、U 公衆無線LANオプションの概要ページをチェックしてみると「※ドコモの公衆無線LANサービス「Mzone」をご利用のお客様へ」という告知があり、「こちらがお得」と書かれています。制限といえばフィンランドでのローミング利用ができないだけで、筆者には縁のない制限。公衆無線LANサービスの利用が“M1000から”に限られるということもありません。

 結局、U 公衆無線LANオプションにも加入してしまいました。ケンタッキーフライドチキンやウェンディーズ、タリーズ、東京メトロなどがサービスエリアに入っていますし、多くのドコモショップでも使えます。“ドコモショップの前で立ち止まってメールを一気に受信する”といった使い方もできて、なかなか便利です。

 翌日にはさっそく、タリーズに出向いて無線LANでつながるかどうかチェック。お気に入りのエスプレッソシェイクを飲みつつ、快適な無線LAN接続を楽しみました

 次回は自動受信メールの使い勝手などについて検証します。

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短期集中ロードテストとは

 ITmediaのライターが、普段使いの携帯電話の模様をレポートする連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。

読者のニーズが機種を決定

 なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。

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