「コネクションマネージャー」で無線LAN利用が快適に短期集中ロードテスト「M1000」 No.3

» 2005年09月02日 20時46分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 前回で予告した通り、M1000にNTTドコモが提供する「M1000 コネクションマネージャー」(以下、コネクションマネージャー)を導入してみました。コネクションマネージャーは、ドコモが運営するISP「moperaU」を利用しているならFOMAのパケット通信経由でダウンロードしても、パケ代無料で入手できるようです。

 この時点では「moperaU」には加入していなかったので、自宅の無線LAN環境下で事前にインストールを済ませてしまいました。インストールはダウンロードと同時に行えるので、それほど難しくありません。ファイルサイズも411Kバイトとさほど大きくないので、M1000の内蔵メモリにインストールするのがいいでしょう。

 公衆無線LANでのコネクションマネージャーを使った自動接続機能は、本来「moperaU」専用ですが、筆者が活用している公衆無線LANサービスは、NTTコミュニケーションズの「ホットスポット」と、ソフトバンクBBの「Yahoo!BB モバイル」の2つ。果たしてほかの公衆無線LANサービスのエリアでも、利用できるのでしょうか。

 調べてみると、海外ローミングで提携している公衆無線LANサービス「iPass」のサービスエリアでも自動接続が行えることが分かりました。筆者の使っている「ホットスポット」は海外ローミングでiPassと提携しており、自社のサービスエリア内でもiPassの認証手順をサポートしているようです。従ってホットスポットでもコネクションマネージャーを利用できてしまうわけです。この点はホットスポットのWebサイトでも紹介されています。

 設定も難しくありません。コネクションマネージャーが行うのはあくまで認証の自動化なので、無線LAN接続設定は先に「ネットワーク設定」で済ませておきます。「コネクションマネージャー」を起動したら画面上の矢印ボタンを操作して「ホットスポット」を選択。中央のアイコンをタップして、設定画面で「自動認証有効にする」をチェックして「ipass(海外ローミング)」を選択、「次へ」を2回タップして、「次のユーザー情報を利用」にチェックを入れて、「ホットスポット」の「ユーザー名」「パスワード」を設定すれば完了です。

 既に無線LANの設定が済んでいれば、この2画面分の設定を行うだけ。接続後に指定したWebサイトへの自動接続もできます。筆者は「Google」に設定していますが、Webメールのサイトに自動接続するのも便利そうです

 これでコネクションマネージャーを起動し、接続先でホットスポットを選んで「接続」をタップすればユーザー認証まで自動接続できるようになります。PCならIDとパスワードの入力は苦になりませんが、M1000だとけっこう煩わしい。ここが省略できるだけでもかなり手軽さが増します。

 こうなると、コネクションマネージャーの起動も手早く行いたくなります。そこで常に最上部に表示されるクイックランチャーの電話をコネクションマネージャーに入れ替えてしまいました。ランチャーを呼び出して「表示」−「ユーザー設定」から変更できます。「電話」の機能は着信ボタン操作で兼ねられるので、クイックランチャーになくても困ることはほとんどありません。

 無線LANの接続が完了するとIPアドレスや接続時間も表示されます。コネクションマネージャーをクイックランチャーに登録すれば、ほとんどの画面からワンタッチで呼び出せて便利です

 筆者のもう1つのふだん使いの公衆無線LANサービス「Yahoo!BBモバイル」についてはコネクションマネージャーで自動接続できないので、ブラウザ認証のままでよしとすることにしました。利用可能な場所の多くがカフェやファーストフードなので、割と腰を据えて無線LANを使うことが多く、それほどM1000の出番がないのです。

 今のところ無線LAN環境下を中心に使っているM1000ですが、さすがにメールも無線LANだけで送受信するというわけにもいきません。筆者の加入しているISPはFOMAのパケット通信によるインターネット接続もサポートしていますが、リアルタイムでメールを受けられる「moperaU」も検討せざるを得なくなり、加入することにしました。思った以上のメリットがあることが分かったのですが、実は加入に際しての落とし穴も……。そのあたりは、次回のロードテストで取り上げます。

前 短期集中ロードテスト「M1000」 次
短期集中ロードテストとは

 ITmediaのライターが、普段使いの携帯電話の模様をレポートする連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。

読者のニーズが機種を決定

 なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月09日 更新
  1. 「iPhoneの調子が悪いです」の文言、なぜアイホンのFAQに? 実はAppleと深く関係 (2026年02月08日)
  2. KDDI、楽天モバイルとの「ローミング重複エリア」を順次終了 松田社長が言及 (2026年02月06日)
  3. 総務省有識者会議が「手のひら返し」な我が国への示唆――日本を国際標準から遅れさせたのは自らの愚策のせい (2026年02月08日)
  4. 楽天モバイル、1000万回線突破も残る「通信品質」の課題 5G SAの早期導入とKDDIローミング再延長が焦点に (2026年02月07日)
  5. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  6. 「小型iPhone SEを復活させて」──手放せない理由SNSで話題 どこが“ちょうどいい”と評価されるのか (2025年11月29日)
  7. 【ニトリ】1990円の「スマホに付けるカードケース」 マグネット対応でスタンドとしても使える (2026年02月07日)
  8. 東京アプリ、PayPayがポイント交換先に追加される可能性は? 広報に確認した (2026年02月05日)
  9. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【2月6日最新版】 1万〜2万ポイント還元や10倍還元のチャンスあり (2026年02月06日)
  10. iPhoneの日付変更で空き容量を確保する裏技は“厳禁” 実行してしまった場合の対処法は? (2026年01月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年