オートフォーカス付きの323万画素CCDカメラを搭載した1X端末が登場する。KDDIのPTTサービス「Hello Messenger」に対応した京セラ製の「A5515K」だ。ボディカラーはグロリアスブラック、マジェスティックシルバー、グレイシャスピンクの3色を用意。高視野角、高コントラストをうたうモバイルASV液晶(シャープ製)と323万画素カメラを搭載した「ダブルくっきりケータイ」というキャッチフレーズでアピールする。
オートフォーカス機能付き323万画素CCDカメラは、最大2048×1232ピクセルの静止画の撮影に対応。被写体にピントを合わせた上で構図を変更して撮影できる「フォーカスロック」機能を備えている。
メールは「エモーションメール」と名付けられた新機能を用意。着信したメールの内容を解析し、内容に合ったアイコンを表示するもので、8種類の感情を表すアニメージョンアイコンが用意される。
なお、「au ICカード」には非対応。BREWのバージョンは2.1で、KCPにも対応していない。
使いやすさに配慮した、5つの“でか”機能を備えるのも大きな特徴だ。テンキーやソフトキー、発話/終話キーは中央を凸状に盛り上げた大きなフレームレスキーを採用。着信履歴、発信履歴、電話帳、メニューなどの本体表示をアイコンではなく文字表示にするなど、“分かりやすさ”にこだわった。
でか文字に設定すると、発着信や履歴、アドレス帳の表示を44ドットの大きな文字で表示可能。ほかにも従来端末より大きな音量の着信音や受話音、大きく振動するバイブレーター設定が用意される。
また、必要最低限の機能をウィザード形式で使える「スマートモード」や、簡単操作でよく連絡する相手にメールや通話を行えるペア機能も装備。ペア機能は登録した相手に待ち受け画面から電話やEメール、Cメール、Hello Messengerによる連絡が可能になるなど進化した。
ヒンジ部には目立たないながら、シンプル系端末に多いワンタッチダイヤルボタンが設けられている。「ペアダイレクトキー」と呼ばれ、ペアメニューに登録した3人の相手に簡単に電話やメールが行える。ペアキーを押すと、相手の名前や電話番号のほかにキャラクターが表示され、通話やメールを繰り返すほど、キャラクターが変化するという。
ほかにも閉じたまま応答可能な「ハンズフリー通話」、現在時刻や着信相手の名前、EメールやEZwebの内容を読み上げる「声サポート」、「安心ナビ」に対応。本体の使い方が分からないときに、一般的な言葉で調べられる「使い方ナビ」も装備する。
パッケージには、基本機能を分かりやすく解説する「かんたんマニュアル」を同梱。かんたんマニュアルには日本語、英語のほか簡易中国語マニュアルも収録され、付属のCD-ROMにはパソコンの音声読み上げに対応したテキスト形式の取扱説明書も収録した。
| 製品名 | A5515K |
|---|---|
| サイズ | 約52×96×25ミリ |
| 重さ | 約131グラム |
| 連続通話時間 | 約200分 |
| 連続待受時間 | 約320時間 |
| カメラ | 323万画素CCD |
| 外部メモリ | miniSD(非同梱、メーカーサポート256Mバイトまで) |
| メインディスプレイ | 2.2インチ、26万色相当のモバイルASV液晶(QVGA) |
| サブディスプレイ | 1.1インチ6万5536色のSTN液晶(104×67ピクセル) |
| Hello Messenger | ○ |
| EZテレビ ワンセグ | × |
| EZナビウォーク | ○ |
| 着うた | ○ |
| 安心ナビ | ○ |
| 聴かせて検索 | × |
| ペア機能 | ○ |
| ボディカラー | グロリアスブラック、マジェスティックシルバー、グレイシャスピンク |
| データフォルダ容量 | 約16Mバイト |
| Eメール送信BOX容量 | 約200Kバイト |
| Eメール受信BOX容量 | 約500Kバイト |
| 日本語入力 | Advanced Wnn V2 |
| 着メロ和音数 | 最大64和音 |
| バイリンガル機能 | ○ |
| Eメールバックグラウンド受信 | ○ |
| 発売日 | 11月下旬 |
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