128万画素のCMOSでもなかなかの頑張り〜W32H荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

» 2005年11月01日 20時12分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 日差しが強いとコントラストが高すぎて、肌色の描写がいまひとつだ。背景の緑やジーンズの青はきれいに出てるんだけれども。

 そこでちょっと日陰へ。

 そのままでは背景に引っ張られて暗く写るので、プラスの露出補正(つまり明るさ調整)をかけて撮ってある。

 背景は白飛びしちゃっているが、顔はいい感じになった。髪の毛のディテールはもやっとしてるが、それ以外は不自然さもあまりない。

 CMOSセンサーなのであまりコントラストが高い構図だとやばいけれども、基本的にはかなり良いほうだ。

 壁紙サイズでも撮ってみた。

人物モード 通常

 悪くないけれど、CMOSセンサーのダイナミックレンジがなあ……というところ。もっともPC上で見るより携帯のディスプレイで見たほうがずっときれいに見えるので、悲観することもないのだが。

 そうそう、壁紙サイズだと「フレーム」を使えるのでちょっとそれで撮ってみた。

 さすがは日立。フレームに「Wooo」が用意されてました。でもこのサイズだと縦長で撮れるので(編集の過程で横向きに直した)、Woooは実際は横向きになっている。その辺が微妙におかしい。

いつもの象さんなどを撮影

 人肌や髪の毛は撮影が非常に難しいものなので、やや条件が酷だったかもしれない。ただ、CMOSセンサー機としてはなかなか色も鮮やかでしっかりしている。

 いつもの黄色い象のすべり台も撮ってみよう。

 このように黄色も青も赤も鮮やかに出ていて、全体のバランスもいい。暗すぎず明るすぎずきれいな写りである。

 あずまやのカットも。

 中心部が暗いため全体に露出オーバー気味だが、緑はきれいで不自然さはあまりない。青や緑といった原色系の派手な色は、とてもきれいに出るのだ。

 
Photo

 青空もこのように。多少ざらつくのは仕方がないところ。近距離はマクロモードとなるが、ちゃんと2〜30センチの距離にピントがあっていて緑がすごくきれいに撮れている。

 続いて室内。蛍光灯の下、マクロモードで野菜を撮ってみた。

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