非常に天気がいい昼間、日向で撮影。色もきれいだし肌色もリアル。等倍で見ると髪の毛や肌のディテールがやや不自然だが、200万画素のCCDで400万画素の画像を作り出しているのだから、さすがに処理が難しいのだろう。ここではレビューのため最高画像サイズで撮っているが、通常は2Mモード(1200×1600ピクセル)くらいで撮るのが一番バランスがよくて画質もよいのではないかと思う。
端末を縦にして撮るときは、本体をスライドさせて下半分を出しておいた方がいい。握るところが増えてグリップが安定するし、ショートカットも使えるからだ。
次はマクロを。
D902i | N902i |
どちらもマクロ時の写りは立派。AFもちゃんと効いてて、背景もボケている。等倍で見ると、「ざらつきは出ているが自然な写りのN」「ディテールは滑らかだがちょっと画像処理の香りが残るD」という特徴が出ている。どちらがいいかは被写体にもよるが、このバラの花に関してはDの方が滑らかできれいだ。
室内ではこんな感じ。
D902i | N902i |
D902iの方がホワイトバランスはちゃんと合ってるが、どちらも暗いところにしてはいい写りを見せてくれた。D902iのISO感度は180に上がっている。
D902iの特徴を追加でいうなら、
の3つを挙げたい。特に画面に機能アイコンが並び、十字キーの操作でさっと選択できるのは助かるところだ。
アイコンは左から「デジタルズーム」「撮影モード」「明るさ」「色の濃さ」「ホワイトバランス」「画質」という具合に並んでいる。特に強烈なのが豊富な撮影モード。全部で24個もある。
せっかくなので、フルオート時と比較しながらいろんな撮影モードで撮ってみよう。
フルオート | 風景 |
彩度が上がるのみならず、ホワイトバランスもちょっと変わってる。続いては逆光。
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