ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの「SO902i」が、ようやく発売されました。初回入荷分が初日に売り切れる店が続出するなど、出足も好調なようです。
そして本日、編集部にもレビュー用のSO902iが到着しました。ちょっと触ってみた限りではレスポンスもなかなかキビキビしており、好印象。メニューによっては第1階層から第2階層に移るときに一瞬待つ感覚があったりしますが、個人的にはストレスを感じませんでした。
本格的な音楽再生機能を備えていないのが残念ですが、AACファイルを動画なしのiモーションファイルとして再生させることはほかのFOMA端末同様、可能です。まずiTunesなどでエンコードした楽曲ファイルの拡張子.m4aを.3gpに変更し、メモリースティック内の「MOBILE」→「DOCOMO」→「MOVIE」フォルダ内に入れます。そしてメモリースティックを端末に差して「MENU」→「データBOX」→右上ソフトキー(M.S.切替)→「iモーション」にアクセスすると再生できます。さすがソニエリというべきか音質はなかなか良く、本格的な音楽機能を載せたソニエリFOMAが待ち遠しくなってきます。
さて、いろいろ試した後、ライターに端末を渡そうと準備していたところ、読者の方からメールでSO902iに対する質問が届いたので、お答えしようと思います。
Q1:レスポンスについて。私はmovaのSO506iCを使っていますが、FOMAに乗り換えるのがレスポンスがネックになっています。その点、どうなのでしょうか。
A1:レスポンスは人によって感じ方が異なるので、3人のスタッフにSO902iを触ってみた印象を聞いてみました。SO506iCを使っているスタッフは「SO506iCとあまり変わらない感じ。ちょっと物欲そそられるかも」といい、D902iを使っているヨシオカさんは「う、同じSymbianでも速くできるんですね」と絶句。やはりSymbian OSのSH902iを使っていたSさんは「SHもけっこうキビキビ動いていたけど、SOもそれに負けないくらいのレスポンスのように思える」と話していました。
データが蓄積されたりするうちにキビキビ感が変わる可能性もあるので一概にはいえませんが、FOMAの中ではキビキビ動く方だといえそうです。
Q2:待受でのソフトキーの表示は消せるのでしょうか。SO506iCでは消せたのですが……。
これは消すことが可能です。「メニュー」→「画面設定」→「待受画面設定」→「ソフトキー表示」でオフにできました。
Q3:SO902iではiチャネルとMySelectメニューが同じボタンに割り当てられていますが、どちらかが長押しということになるんでしょうか。
これは短押しがiチャネル、長押しがMySelectに割り当てられていました。
あとの細かい機能については追ってレビューでご紹介する予定なので、掲載日をお待ちください。
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