1位 300万画素端末「W41T」「W41K」のカメラを比較する(画質篇)
3位 「070定額」に「トリプル定額」も――携帯業界、こんな商標出願
4位 白黒のQRコードから「カラーコード」へ──韓国発の新規格
5位 世界最薄3G──ボーダフォン、「804SS」を25日に発売
6位 「W-SIM訴訟」、影響を受けるのはウィルコムだけではない?
8位 KDDI、音楽専用キー付き、3Dナビ対応の「W43T」
9位 SH902iが連覇――D702iはランク入りなるか? 904Tは伸び悩む
10位 360度回転ヒンジでアナログ放送を視聴できる「V604T」発表
今週のトップは、auの春モデルのうち「W41K」と「W41T」の画質を比較する記事でした(3月28日の記事参照)。以前blogにも書いたように、いずれも300万画素クラスの撮像素子を備えているカメラ機能ハイエンド機種。手ぶれ補正付きCMOSカメラのW41Kと、300万画素CCD搭載のW41Tのどちらがいいのか、カメラ重視派なら気になるところ。参考機種でW21CAも交えた結果は? 気になる方は是非記事をご覧下さい。
ところで先日、英SymbianのCEO、ナイジェル・クリフォード氏にお会いする機会がありました(記事はこちら)。会見中、彼の口から何度も出ていたのが“smartphone”という単語。
「スマートフォン」と聞いて、あなたはどんな携帯を想像するでしょうか? 編集部内で聞いてみたところ、「PDAっぽい感じの携帯」「高機能」「PCと連携」といった答えがほとんどでした。私もそういうイメージを持っています。具体的に端末名を挙げると「Vodafone 702NK」とか、「W-ZERO3」とかあたりを想像します。
ところがナイジェル氏の言うsmartphoneは、どう考えてもそんなに高機能端末を指している訳ではない様子。気になって帰り際に立ち話で「あなたのイメージしているsmartphoneというのは、どういうことができる携帯ですか?」と聞いたところ「通話ができて、データが扱える携帯かな。メールとか、Webを見るとか。あと、汎用OSが使えるのもポイントだろう。データのシンクロもできると、なお良いね」という回答でした。あれ、“通話ができてメールができてWebが見られる携帯”ってことは……。その理屈で言ったら、日本の携帯はほとんど全部smartphoneじゃないですか?
そこで思い出したのがWindows Mobile。Windows Mobileには3種類のパッケージがあり、価格が高い順(=高機能な順)に「Pocket PC Phone Edition」「Pocket PC(通信機能なし)」「Smartphone」となっています。「高機能で画面が広くてPDAのように使え、タッチパネルに対応しているような携帯」の場合には「Pocket PC Phone Edition」をインストールします(3月20日の記事参照)。
そう、smartphoneというのは決して高機能端末を指す言葉ではないのですね。我々の想像する「スマートフォン」と、海外で言う“smartphone”とはまったく違うものらしい。これから外国人と話すときには気をつけなくては……と肝に銘じた出来事でした。
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