4位 ボーダフォンのワンセグ携帯はシャープ製──「905SH」発表
5位 「完全撤退ではない」――日本市場に足がかりを残したVodafone
9位 ついにドコモの首位交代――「W41K」急上昇、「904T」も初登場ランク入り
10位 早速展示されていた「905SH」――HSDPA携帯も、会場フォトリポート
先週は、やはり3月17日に発表された、ソフトバンクによるボーダフォン買収に関連する記事が注目を集めた。トップ10のうち、実に5つを買収の記事が占めている。トップは、現在ボーダフォン端末を使っているユーザーが、買収の結果どうなるのか整理した記事となった。
また、買収発表の直前にアナウンスされたボーダフォンのワンセグ対応端末「905SH」も非常に注目度が高く、ランキングはほぼボーダフォン一色といった様相。その中で奮闘したのが、3月21日に発売されたドコモの「SO902i」だ。SO902iは、都内ではすでに大手量販店でも「完売御礼」の札を出しているところが多い。初回出荷台数が少ないのか、需要予測以上に売れたのかは分からないが、非常に品薄となっている。
ところで、現在ボーダフォンの携帯電話を使っているユーザーのメールアドレスは、□□□@△.vodafone.ne.jp となっているはずだ(□□□は任意の文字列、△は地域によって異なる文字)。このアドレスのドメイン部分は、ソフトバンクが買収したらいったいどうなるのか、という疑問の声が編集部内で上がった。
過去を振り返ってみると、2003年10月1日に「J-フォン」から「ボーダフォン」へブランドを変更した際には、「J-スカイ」が「ボーダフォンライブ!」に変わり、メールアドレスのドメインも jp-△.ne.jp から △.vodafone.ne.jp に変更された経緯がある(2003年11月11日の記事参照)。ソフトバンクの孫正義社長がブランドの変更を明言していることもあり(3月17日の記事参照)、買収後は新ドメイン名や yahoo.co.jp、ybb.ne.jp、odn.ne.jp といった既存のものと共通のドメイン名に変更される可能性もあるのではないか、というわけだ。
この件についてソフトバンク広報室に問い合わせたところ、「当面は既存ドメインの使用を考えている」との回答を得た。つまり、しばらくは△.vodafone.ne.jp が残るということだ。ただ「ヤフー、日本テレコムとの連携上、ブランド変更も含めて検討中」としており、将来的には変更される可能性がある。
ちなみにJ-フォン時代のドメイン、jp-△.ne.jp あてに送られたメールは、実は今でも △.vodafone.ne.jp に転送されるようになっている。ドメインが新しいものに変わる場合、このあたりの対応がどうなっていくのかといった点も含め、状況の推移をしっかりと見守っていきたい。
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