ボーダフォン買収めぐる、各社の反応

» 2006年03月17日 20時09分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 ソフトバンクがボーダフォンを買収すると発表した。この事態を、各通信キャリアはどう受け止めているのか。NTTドコモとイー・アクセスに聞いた。

戦略に変更はない──NTTドコモ

 携帯電話業界でシェアナンバーワンのドコモは、「ボーダフォンが買収されたことで、(ドコモが)特に戦略を変更することはない」としている。

 「業界トップの企業としてこれまで通り、ネットワーク品質や端末ラインアップ、コンテンツ、アフターサービスでユーザーの方々から支持をいただけるよう努力を続ける」(広報部)

競争促進が薄れることを懸念──イー・アクセス

 イー・アクセスは千本倖生会長が自らコメント。「(ボーダフォン買収は)孫社長ならではの大きな決断。コンテンツをたくさんお持ちで、すぐサービスを開始できるという戦略はそれなりに意義があることだと考えている」と、まずは今回の戦略を評価した。今回の買収によってイー・アクセスが戦略を変えることはないとし「自前でネットワーク建設を進める計画に変更はない」(3月13日の記事参照)と説明している。

 携帯業界への影響については、2つの点に言及。1つは周波数帯の二重取り問題だ。ソフトバンクがボーダフォンを買収することで“新規事業者”ではなくなることを指摘、「新規事業者向けに割り当てられた1.7GHz帯は、当然返上するべき」(3月6日の記事参照)と改めて強調した。

 もう1つは、新規参入のそもそもの目的であった“携帯業界の競争促進”(2004年11月の記事参照)が停滞するのではないかという点。「(NTTドコモ、KDDI、ボーダフォン、アイピーモバイル、イー・アクセス、ソフトバンクの)6社の予定が5社になったことから、競争促進という意味合いが薄れるのではないかと懸念する報道もある。競争促進の手をゆるめることにならないような政策を総務省に期待している」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月07日 更新
  1. スマホ大型化の裏で高まる「小型音楽プレーヤー」待望論 現役ウォークマンか、“ポストiPod”のiPhone SEか (2026年04月05日)
  2. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【4月5日最新版】 チャージで最大2万ポイント還元のチャンス (2026年04月05日)
  3. GoogleがPixelの「日本限定モデル」を予告 4月7日に発表か (2026年04月06日)
  4. 「iPhone SE(第3世代)」が10カ月連続で1位 にこスマの3月中古スマホランキング (2026年04月06日)
  5. スマホもノートPCも100W給電「UGREEN USB Type-C ケーブル」が43%オフの743円に (2026年04月06日)
  6. JALモバイルに対抗してANAモバイルがついに登場――MVNEたちはJAL、ANAに続く「経済圏」を見つけ出せるか (2026年04月05日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【4月4日最新版】 ポイント10倍多数、1万ポイント還元も (2026年04月04日)
  9. 「Google Pixel 10a」発表 ディスプレイを強化、アウトカメラがフラットに 4色を実機でチェック (2026年02月19日)
  10. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【4月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のチャンスあり (2026年04月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年