京都府総合見本市会館「パルスプラザ」で、3月15日から16日まで「第5回 ケータイ国際フォーラム」が開催されている。会場にはNTTドコモやKDDIといった通信キャリア、およびシャープや京セラといった関西の端末メーカーがブースを構えている。各ブースの様子をフォトリポートでまとめる。
シャープのブースには、3月15日に発表された「905SH」が展示されている。ガラスケースに収まった状態で触ることはできないが、特徴的な“サイクロイド型”の機構(2月28日の記事参照)を確認できる。
ホイップアンテナが見えるが、これはワンセグとアナログ放送を受信するための兼用アンテナ。アナログ放送チューナーを利用して、FMラジオを聴くこともできる。ワンセグ放送は「TV」キーから一発起動が可能で、このキーはアナログ放送の起動に割り当てることもできる。
なお「携帯としての契約を解除するとワンセグは視聴不可能になる」(説明員)という。
ドコモブースには、HSDPAケータイの試作機が展示されていた(2月8日の記事参照)。「N902i」の筐体にHSDPAのモジュールを内蔵しており、iモーションコンテンツを再生するデモを行っている。
カラーリングこそ実際のN902iと異なるホワイトを採用しているものの、サイズは事前の案内どおりN902iの実機と全く同じ。実際に手にとってみると、重さも実機と変わらない。ドコモのHSDPAケータイが国内で一般向けに広く公開されるのは、これが初めて。
パルスプラザのすぐ隣に本社ビルを構える京セラは、中国市場向けのCDMA端末「KZ-E688」や北南米・オセアニア市場向けの端末を複数展示していた。
またKDDIブースでは「B01K」「E02SA」の展示を、イー・アクセスのブースでは「イー・モバイル」端末のモックアップ(2005年12月13日の記事参照)をそれぞれ見ることができる。
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