「P902i」で使える──A2DP対応のBluetoothヘッドセットが登場

» 2006年06月23日 17時36分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 プラネックスコミュニケーションズは7月中旬から、A2DPプロファイルに対応したBluetoothヘッドセット「BT-01HSS」を発売する。標準価格は7980円。

Photo A2DP対応の携帯電話で使えるBT-01HSS。同時期に発売されるBluetoothアダプタと組み合わせると、Bluetooth非対応の携帯電話やiPodでもワイヤレスで音楽を楽しめる

 A2DPプロファイルに対応したBluetooth携帯電話と組み合わせて使えば、端末内に保存した音楽をワイヤレスで楽しむことが可能。ヘッドセットのイヤーパッド裏には音楽操作用のボタンがあるため、端末をカバンの中にいれたまま各種操作を行える。またHFP(Hands-free Profile)に対応した端末なら、ヘッドセットのマイクを使って着信した通話に応答できる。

 サイズは76×75×100ミリ、重さ約63グラム。Bluetooth ver 1.2に準拠し、対応プロファイルはA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)、AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)、HFP(Hands-free Profile)、HSP(Headset Profile)、Power Save Mode。リチウムポリマーリチャージャブルバッテリーを内蔵し、バッテリーの駆動時間は最長5時間。

 6月23日時点で動作を保証する端末は、ドコモのパナソニック モバイル製端末の「P902i」(記事一覧参照)。auのW44Tなど、その他のA2DP対応端末については、現在検証を進めているという。

Bluetooth非対応機をA2DP対応機に──「BT-01T」

 同社はまた、非Bluetooth対応の携帯電話や携帯音楽プレーヤー、PCなどの機器にA2DP対応のBluetooth機能を付加するアダプタ「BT-01T」を発売する。7月中旬以降の発売を予定しており、標準価格は6980円。

 BT-01Tは、A2DPプロファイルのみをサポートするBluetoothアダプタ。ステレオミニジャック端子を持つiPodなどのオーディオプレーヤーや平型コネクタを装備する携帯電話に取り付けると、端末内に保存した音楽をA2DP対応ヘッドセットを使ってワイヤレスで再生できる。

 サイズは75×26×15ミリ、重さ約24グラム。Bluetooth ver 1.2に準拠し、対応プロファイルはA2DP。バッテリーの駆動時間は最長8時間。製品にはACアダプタ、USB充電ケーブル、3.5ミリステレオジャック−3.5ミリステレオジャック/3.5ミリステレオジャック−2.5ミリステレオジャック/3.ミリステレオジャック−平形プラグのオーディオケーブルが付属する。

Photo 左がBluetoothスピーカー「BT-01SPKS」、右がBluetooth受信機「BT-01R」

 同社はほかにも、12ワットのサブウーファーを内蔵した21.チャンネルBluetoothスピーカー「BT-01SPKS」、家庭用オーディオ機器やアンプ内蔵スピーカーをワイヤレス対応にするBluetooth受信機「BT-01R」を発売する。価格はBT-01SPKSが1万9800円、BT-01Rが1万4500円。

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