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» 2006年07月04日 19時25分 公開

写真で解説する「N702iS」

「インテリアを持ち歩く発想」でデザインされたのが、グラスに入ったドリンクをイメージした携帯「N702iS」。中に水が入っているかのようなUIが特徴だ。

[後藤祥子,ITmedia]

 「インテリアを持ち歩く、という発想。そっと飾っておきたくなるような透明感と美しさ」──。こんなコンセプトで開発されたのが、デザイナーの佐藤オオキ氏とNECのコラボレーション端末「N702iS」(7月4日の記事参照)だ。

 夏頃の発売を予定しており、価格は前回の702ixシリーズと同等になる見込み。ゆらぎや癒しの感覚を取り入れ、スタイルパネルによる着せ替えが可能なこの端末は、女性に受け入れられるのではないかと説明員は話す。

 ボディデザインは、グラスに入ったドリンクをイメージ。外側だけでなく、ユーザーインタフェースも“あたかも中に水が入っているかのような”しかけを取り入れた。これは3軸の加速度センサーを内蔵することで実現している。

Photo 透明感のある充電台
Photo グラスのような筒型のボディが特徴


Photo ドリンクが入っているように見える待受画面
Photo 端末を傾けると、水面も傾く。端末を振るとドリンクが泡立つ

Photo ボディカラーに合った待受画面を選べる。これはミネラルウォーター
Photo カフェラテの待受画面

傾けると揺れる待受画面、傾けて送信する赤外線

 加速度センサーと組み合わせたユニークなしかけは、「待受画面」「目覚まし時計」「赤外線送信」「タイマー」の4つ。

 待受画面はドリンクをイメージしたものがプリセットされ、端末の傾きに応じて水位も傾く。端末を振ると泡が出るなど凝った作りだ。目覚まし時計は3秒ほど端末を振ると音が鳴りやむ。タイマーは起動して時間を設定し、端末を180度回転させるとカウントがスタートする砂時計のような使い勝手になっている。

Photo 砂時計のように使えるタイマー。1分、3分、5分から選べる
Photo 端末を180度回転させるとカウントがスタート。決定キーで停止する
Photo さらに端末を逆さまにするとリセットと再スタートになる

 自分の電話番号やメールアドレスを他の人に赤外線送信する方法も面白い。「Menu」→「0」で自分のアドレス帳情報を表示させて決定キーを押し、端末を傾けると水の音とともに赤外線送信が開始される。赤外線ポートは端末の先端部にあり、ちょうどドリンクを注ぐような感覚で赤外線でデータを送れる。

 なお、加速度センサーはiアプリやカメラ機能とは特に連動していないといい、傾きに対応するiアプリなどの開発予定もないとしている。

Photo 上からスピーカー、3つの着信ランプ、撮影補助用ライト、カメラ。着信ランプは、不在着信があるとメールや電話のアイコンが光って知らせる
Photo 自分のアドレス帳データを赤外線で送る際、端末を傾けると水音とともに送信される
Photo 文字入力は、N902iSベース。「Mogic Engine」が搭載され、英数を振ったソフトキーもある

電話とメールの不在着信をアイコンで表示

 イヤフォン端子は最近の端末では珍しい丸形のものが装備され、グラスにストローを挿すようなイメージで使うことを想定している。

 背面にレイアウトされたスピーカーやカメラ、着信ランプも、ドリンクの泡がモチーフ。3つの着信ランプはそれぞれ役割が異なっている。スピーカーに一番近いランプは、通話やメールの着信時に点滅。その下のランプはメールの不在着信があるとメールのアイコンが点滅し、その下は通話の不在着信を通知する役割を担っている。

 また、「日々の生活に遊び心を」という思いから、プリセットの待受画面は、端末を開くごとに異なる絵が表示されるものを入れているという。

Photo イヤフォンジャックは丸形のものを採用。ストローを挿すようなイメージだという
Photo サイドキーも透明感のあるものが使われている
Photo 側面から見たところ

Photo ボディカラーに合わせたアイコン表示になっている。電池マークはミネラルウォーターのボトルの柄だ
Photo カフェオレは、バッテリー感度を示すアイコンがコーヒー豆
Photo ストロベリーミルクはバッテリー感度を示すアイコンがいちご柄

Photo 好みの色のパネルに付け替えられる、スタイルプラスに対応。ヒンジ部付近の突起の下を押しながら上にすべらすと外れる
Photo スタイルプラスを外したところ。底面も付け替えられる
Photo クランベリーのスタイルプラスに付け替えたところ

Photo 赤外線ポートは端末の先端部にある
Photo 携帯では珍しい筒型のボディ
Photo ニューロポインターではなく普通の決定キーを装備

佐藤オオキ氏のプロフィール

 デザインオフィスnendoのデザイナー。建築やインテリア、家具、プロダクト、グラフィックデザインまで幅広く活動している。ミラノサローネ・デザインリポート特別賞、グッドデザイン賞、SDレビュー入選、JCDデザイン賞優秀賞、JID賞対象などの受賞歴がある。イタリアのカッペリーニやスウェーデンのステェデッセから新作家具を発表するなど、ワールドワイドで活躍している


機能・スペック N702iS
iチャネル
FOMAプラスエリア
パケット通信中のテレビ電話切り替え
フルブラウザ
外部メモリの最大対応容量
おサイフケータイ
プッシュトーク
着もじ
おまかせロック
カメラのオートフォーカス
着うたフル
音楽再生(ノンセキュア)
音楽再生(セキュア)
バイオ認証
通話からのテレビ電話切り替え
QRコードリーダー
自動時刻補正
iアプリ容量 230Kバイト(本体:30Kバイト/スクラッチパッド:200Kバイト)
キャラ電
セキュリティスキャン
トルカ
メールの圏内自動送信
着メロ和音数 51和音
ポケベル入力
OS Linux
マクロ切り替えスイッチ
コンテンツの外部メモリ移行
バイリンガル
3G国際ローミング
1.7GHz周波数帯対応
デコメール署名
赤外線
Bluetooth

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