デスノート 前編「今から会えない?」Mobile&Movie 第217回

» 2006年07月07日 17時02分 公開
[本田亜友子,ITmedia]
作品名デスノート 前編(DEATH NOTE)
監督金子修介
制作年・製作国2006年日本作品


 死神の気まぐれで地上にもたらされた“デスノート”。「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という絶対的な力を手に入れた大学生・月(ライト)と、デスノートによって引き起こされる殺人事件を追う探偵のL(エル)。2人の天才の対決を描いた人気コミックが、前編・後編と分かれて映画化されました。前編のクライマックスでは、月が携帯電話によってピンチを迎えます。以下、内容に触れますので、これから見る予定の方は注意して下さい。

 大学生の月(藤原竜也)は、警察で働く父(鹿賀丈史)に憧れ、法律を熱心に勉強していました。しかし、司法制度に矛盾を見つけ、凶悪犯が捕まらない現実に憤りを感じることも。同じ大学に通う恋人の詩織(香椎由宇)は、成績優秀な月を尊敬していましたが、犯罪に対する考え方には賛成できない部分も。

 密かに月は警視庁の犯罪データベースへのハッキングを重ね、釈放された凶悪犯の動向を追っていました。そしてある日殺人犯が、仲間同士で事件を笑いながら話しているのを月は目撃してしまいます。怒りがこみ上げて来る月でしたが、どうすることもできません。

 そんな時、月の足元に黒いノートが落ちてきたのです。拾い上げると表紙には“DEATH NOTE”(デスノート)の文字が。月は思わず拾って帰ります。よくよくノートを読むと、使い方が詳しく書かれていました。“ノートに名前を書かれた人間は死ぬ”、そして“殺したい人間の顔を思い浮かべて書かなければならない”とも。月は咄嗟に罰を免れた凶悪犯たちを思い浮かべます。そして、興味本位で一人の名前を書いてみたのです。すると、その男が心臓発作を起こし、死んでしまったのです。

 月は自分が手に入れた力を駆使し、次々とデスノートに犯罪者の名前を書き連ねて行きます。やがて、凶悪犯が次々と謎の死を遂げていくことにマスコミも注目し、いつしか一連の殺人が“救世主キラ”によるものと言われるようになります。

 いくら凶悪犯であっても殺人には変わらないと、警察は“救世主キラ”について捜査を始めますが、手掛かりはゼロで、凶悪犯の死亡数は増えていくばかり。警察は、国際的に有名な探偵L(松山ケンイチ)の協力を得て、捜査を続けることに。死亡時刻、そして死亡場所に注目し、データをもとに、関東圏の大学生という犯人像をLは推理します。さらに警察関係者の家族が怪しいと、月にも尾行が付くことに。月の調査にあたったのは、インターポールのレイ(細川茂樹)でしたが、月はその存在に気付き、レイを巧みな罠にはめていきます。すべてが、デスノートを手にした月の思い通りに。そんな時、詩織から月の携帯電話に連絡が入ります。

 「今から会えない?」

 「俺も会いたかったんだ」

 笑顔で答える月。しかし、それはレイの恋人ナオミ(瀬戸朝香)が月を呼び出すために詩織を使ったのです。月を疑うナオミとの対決。それを見守る詩織、そしてL。月はデスノートの秘密を守り抜くことができるのでしょうか? 月とL、2人の天才が顔を合わせたところで『デスノート 前編』は終了。後編の公開が待ち遠しい展開です。

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