「P702iD」(7月4日の記事参照)にはminiSDカードスロットが搭載され、2GバイトまでのminiSDカードを利用できる。また、コンテンツの外部メモリへの移行にも対応している。ただ、使い勝手を考えると、内蔵メモリの容量は多いに越したことはない。P702iDの内蔵メモリをチェックしたところ、結果は以下の通りだった。なお参考のため、「P902iS」(記事一覧参照)のメモリ容量も合わせて掲載する。
| P702iD | P902iS | |
|---|---|---|
| 写真 | 2800Kバイト | 2800Kバイト |
| iモーション | 3379Kバイト | 3379Kバイト |
| メロディ | 2000Kバイト | 2000Kバイト |
| キャラ電 | 1000Kバイト | 1000Kバイト |
| マイドキュメント | ― | 4100Kバイト |
| iアプリ | 2550Kバイト | 5250Kバイト |
| ミュージック | 25600Kバイト | 25600Kバイト |
着うたフルは、P902iSと同様「ミュージックフォルダ」に保存される仕様で、メモリ容量も同じだった。着うたフルを1曲約2Mバイトと考えると、12〜13曲程度入ることになる。ただし、プリセットされる曲が2.2Mバイト程度を占めており、このデータは外部メモリに移動させることはできない。そのためユーザーが着うたフル用として使える内蔵メモリは約23Mバイトとなる。
あると便利なのが、不在時の通話やメールの着信を光って知らせてくれる機能。P702iDには、不在着信や未読メールがあるときに背面パネルが光って知らせる「不在未読イルミネーション」が用意されている。ただ、この機能のイルミネーションはオン/オフのみ設定可能で、色やパターンは選べない。不在着信があるときには、ブルーの光による2度の点滅が繰り返される。
P902iSで搭載された「音声読み上げ」機能は、電話やメールの着信、メールの内容を音声で知らせる機能。この機能はP702iDにも搭載された。
音声読み上げ機能を利用するには、メニューの「設定」→「その他」→「ボイス設定」→「音声読み上げ設定」で、必要なものをチェックして設定しておく必要がある。
※今回の検証は、発表会で展示されたデモ機で行っており、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。
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