写真で解説する「P702iD」(1/2 ページ)

» 2006年07月04日 22時17分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
photo 「P702iD」。ボディカラーには、ラウンドシルバー、ラウンドコーラル、スクエアブラック、スクエアホワイトの4色を揃え、角を滑らかに落としたラウンド形状と角張ったスクエア形状の2種類を用意する

 本当に所持する喜びが得られるケータイとは──。

 P702iDは多機能で大型化する傾向にもある昨今の携帯にあって、再度この提案を投げかける端末だ。「シンプルでスクエア、ベーシックで飽きが来ない。形で選べる価値を」というデザインコンセプトは、好評となった前モデル「P701iD」と同じくグラフィックデザイナーの佐藤卓氏を起用し、その“イズム”を継承。ユーザーに「いいな」と思わせる工夫や、着うたフル・着もじなど、同端末を望むユーザーの生活スタイルを見込む、新たな機能を搭載して登場する。


改めて提案する“シンプルさ”

 前モデルと比較し、パッと見の印象こそ大きくは変わらない。しかし、それは佐藤氏が作ったコンセプトにおけるP701iDの完成度の高さがうかがえ、あえて変えるまでもない──P701iDで実現できなかったことを、同コンセプトでさらに進化させるという考えだ。同一機種においてスクエアとラウンド、2種類の形状を用意する“2面性”を持つ特徴も同じである。

 ただし、形状別に3色で計6種類あったP701iDとは異なり、新たにシルバーを加えた計4色のカラーラインアップで展開し、スクエア版はブラックとホワイト、ラウンド版はピンク(コーラル)とシルバーと、形状ごとに選べる色は限定されることになった。

photophoto スクエアブラックカラーの“スクエア形状”モデル。背面ディスプレイ/カメラ部の出っ張りもなくなった
photophoto 裏面もフラット。ディスプレイ先端には赤外線センサーを搭載する

 コンセプトは大きく変わらないが“よりシンプル”に表現するため、背面ディスプレイ部分の出っ張りをなくし、STNモノクロ液晶から有機ELパネルに変更した。この部分には有効130万画素のCMOSカメラと約0.8インチ(96×25ピクセル)の1色有機ELディスプレイが埋め込まれ、グロス(背面)とマット(サブディスプレイ部分)となるもう1つの2面性の表現も、より鮮やかに浮かび上がるようになった。

photophotophoto P702iDはサブディスプレイの出っ張りがなくなり、横から見ると、よりすっきりした印象となった(写真=左)。背景にグレーの色が入ったモノクロSTN液晶搭載のP701iDと異なり、背景が黒く、単色の文字をくっきり表示できる有機ELディスプレイの採用により、文字のみが浮かび上がるように表示される。サブディスプレイ表示は本体左側面の「モード/ホーム」キー押下により、電池容量/電波状況/日時を表示するモードと時刻のみ表示するシンプルなモードの2種類を用意する(写真=中、右)

 メニューインタフェースや待受画像などの内蔵コンテンツも、引き続き佐藤氏デザイン・監修のものがプリインストールされる。なお日本語入力システムにAdvanced Wnnを採用し、文字入力機能はP902iS相当のものを搭載する。

photophotophoto 佐藤氏デザイン・監修の待受画像、操作インタフェースが備わる。ちなみに本機はプッシュトークにも対応する
photophotophoto デフォルトの宇宙っぽい待受画像のほかにもいくつかの特徴的な待受を用意する(画像=左)。基本機能はP902iと共通となる部分も多く、カメラの操作メニューはほぼ同じ(画像=中)。プリインストールアプリは、ケータイコーディネーター、カウントダウンTRAIN-P、リバーシ、Gガイド番組表リモコンの4つ(画像=右)

 なおP701iD スクエア/ラウンドモデルにおける違いには、角があるかないかというデザイン面以外に、側面ボタンの表示も異なっていた。スクエアはカナで「カクニン」、ラウンドは漢字で「確認」と表記されていた(2005年9月8日の記事参照)。しかしP702iDでは双方「カクニン」で統一された。

photophoto P701iD(写真=左)とP702iD(写真=右)。P702iDは、背面ディスプレイ&カメラの出っ張りがなくなり、よりプレーンな印象となったが、漢字の「確認」キーは姿を消した
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