写真で解説する「W45T」(2/2 ページ)

» 2006年08月28日 18時49分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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“見やすさ”“使いやすさ”を実現する、5つの「でか」

 W45Tの“フレンドリー”さの実現のため、主に5つの「でか」機能が寄与している。「でかキー」「でか画面」「でか文字」「でか受話音量」「でかピクト」だ。

 でかキーは、ダイヤルキーはもちろん、アドレス帳/EZweb/メール/アプリキー、十字キー、そしてもっともよく使用する決定キーまでを含めて、前面のキーに大きく押しやすい“ドーム型”の形状となるボタンを採用した。中央がドーム状に膨らんでいることで指の腹で押しやすく、ボタンの位置も判別しやすい工夫がなされている。

 でか画面は、本体の前面いっぱいにディスプレイがあるように見える薄額縁の2.6インチポリシリコン液晶の採用から来ている。文字や写真、動画などのほか、地図データなども詳細にの表示できる。

 QVGA(240×320ピクセル)表示対応の2.6インチ液晶に5文字×5行ぶんのみを表示する「でか文字」。ほか、7文字×7行の「大」、10文字×10行の「中」、12文字×12行の「中小」、15文字×15行の「小」、20文字×21行の「極小」のサイズを用意し、通常表示/メール/Webなど起動ソフト別に設定できる。スケーラブルフォント(アウトラインフォント)を搭載し、大きな文字でもギザギザに表示されることもないのが特徴の1つだ。

photo 通常文字は「でか」のほか、4つの選択肢がある
photo Eメール文字の場合は、「極小」も選択できる
photo メール本文を「でか」で表示したところ

 でか受話音量は、周囲の音が騒がしい雑踏やパーティ会場など、相手の声が聞き取りにくい場合に活用できる機能。通話中に十字キーの上を押し、「でか」に設定すると、はっきり・聞き取りやすい大きな音量にしてくれる。

 最後に、かなり細かいものだが今までありそうでなかった、電池残量や電波状況などを示すアイコンを大きなサイズで表示する「でかピクト」。ディスプレイの高画素化にともない、アイコンの表示サイズも小さくなっていった。そのため電池の残量が見にくいという声が挙がり、搭載されたという。

photo 設定メニュー→「文字サイズ変更」から、でかピクトを選ぶと
photo 電波状況や電池残量のアイコンが大きく表示される
photo 通常時のサイズと比較すると、かなり大きくなる印象

photo 通常のメニューインタフェース。3列×4行のアイコンが並ぶ、最近の東芝端末でおなじみのパターンとなる
photo 「スマートモード」に変更すると、縦スクロール型のデザインとなる。メニューの選択でその機能の説明も表示されるなど、初心者などにも分かりやすいインタフェースとなっている
photo 通話中、周囲の騒音で相手の声が聞き取りにくい場合には「でか受話音量」に設定することで、良好な通話を可能とする。特定の音域をカットするといった機能ではないが、音量を上げることにより生じる“音のひずみ”を打ち消すような工夫がなされているという

photo 有効324万画素CMOSを搭載するメインカメラ。操作インタフェースは、W44T含めてほかの東芝製au端末と大きく変わらないようだ
photo EZ・FMも搭載する
photo 3D表示のEZナビウォークや3Dゲームで威力を発揮する、高性能グラフィックエンジン「T4G」を搭載する

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