外観にアールデコ調の幾何学的なデザインを取りいれる一方で、ボタンなどのインタフェースには、メタリックでシンプルなデザインが採用されている。ビクトリアンジェット、ブロンズ、シェルカメオの3色とも、ダイヤルキーボタンはサブウインドウの窓枠と同じシルバー色で統一。時代を超えて親しまれるクラシックな時計やカメラをイメージし、あえて金属の質感を持たせてある。
このほか、待受画面や発信/着信画面にも、やはり1920〜30年代のテイストが盛り込まれている。待受画面ではアナログ時計や工業製品、クラシック映画のワンシーンなど、複数のモチーフが用意されているのも特徴の1つだ。なお、東芝の携帯向け情報サイト「Play-T」ではDRAPEユーザー専用のコンテンツも用意され、オリジナルの壁紙などをダウンロードできるようになるという。
なお、丸型の十字キーをはじめとするボタン類は、ほかの機能と同様に兄弟機「W47T」とほぼ同じ配置となっている。スピーカーも前面ダイヤルキーの下にあるが、DRAPEは左右に分かれた丸型のスピーカー孔のデザインとなっており、異なる雰囲気を醸し出している。
今回の2006年秋冬モデル全般に共通することだが、KDDIはヤマハとの技術提携により、トータルな音質向上の取り組みを行い、帯域拡張技術「DBEX」を活用した音源チップを導入した。さらに本機のスピーカー孔の形状に最適化したチューニングがなされており、音楽再生時はもちろん、テレビ電話使用時などにも自然な音で楽しめるようになっている。
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