写真で解説する「DRAPE」(2/2 ページ)

» 2006年08月29日 03時45分 公開
[太田百合子,ITmedia]
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クラシック時計/カメラをイメージ

 外観にアールデコ調の幾何学的なデザインを取りいれる一方で、ボタンなどのインタフェースには、メタリックでシンプルなデザインが採用されている。ビクトリアンジェット、ブロンズ、シェルカメオの3色とも、ダイヤルキーボタンはサブウインドウの窓枠と同じシルバー色で統一。時代を超えて親しまれるクラシックな時計やカメラをイメージし、あえて金属の質感を持たせてある。

 このほか、待受画面や発信/着信画面にも、やはり1920〜30年代のテイストが盛り込まれている。待受画面ではアナログ時計や工業製品、クラシック映画のワンシーンなど、複数のモチーフが用意されているのも特徴の1つだ。なお、東芝の携帯向け情報サイト「Play-T」ではDRAPEユーザー専用のコンテンツも用意され、オリジナルの壁紙などをダウンロードできるようになるという。

 なお、丸型の十字キーをはじめとするボタン類は、ほかの機能と同様に兄弟機「W47T」とほぼ同じ配置となっている。スピーカーも前面ダイヤルキーの下にあるが、DRAPEは左右に分かれた丸型のスピーカー孔のデザインとなっており、異なる雰囲気を醸し出している。

 今回の2006年秋冬モデル全般に共通することだが、KDDIはヤマハとの技術提携により、トータルな音質向上の取り組みを行い、帯域拡張技術「DBEX」を活用した音源チップを導入した。さらに本機のスピーカー孔の形状に最適化したチューニングがなされており、音楽再生時はもちろん、テレビ電話使用時などにも自然な音で楽しめるようになっている。

photo メインディスプレイ上部に有効画素数33万画素のサブカメラを配置。このサブカメラを使いテレビ電話が楽しめる
photo クラシックなアナログ時計をはじめ、電球などの工業製品やステーショナリー、月の満ち欠けといったオリジナル待受画面をプリインストールする。文字や数字にも、アールデコ時代の雰囲気を活かしたものが採用される
photo シルバー色で統一された楕円形のダイヤルキーを採用する。数字フォントもクラシックなイメージのものとなっている。ダイヤルキーの下には左右に分かれた丸型のスピーカーを配置する

photo 兄弟機W47Tのシャンパンホワイト(左)とDRAPEのシェルカメオ(右)の比較。DRAPEは若干赤みがかったホワイトカラーとなっていることが分かる
photo ボタン類の配置や画面サイズ、サブカメラの位置など、基本的なスペックはW47Tとほぼ同じ
photo 直線的な背面のW47Tと比較すると、ひだの表現によりスポーツカーのような印象も与えるDRAPE

photo スクロールキーやカメラのシャッターキーなど側面のボタン類もほぼ同じ。ただしDRAPE(下)はEZ FeliCa対応でないため、「EZ FeliCa」の文字列が省かれている
photo W47T(右)のバッテリーカバーにはFeliCaマークが刻印され、衝撃緩衝用の部品が備わるが、DRAPE(左)はEZ FeliCa対応でないため、それらは存在しない
photo ボタン数やレイアウトは同じながら、受ける印象はかなり違うキーボード部。DRAPE(右)は楕円形のダイヤルキーとクラシックなイメージのフォントが特徴だ
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