W41K譲りの音楽機能はさらにブラッシュアップされた。プレーヤーはau Music Playerを利用するが、DiMAGICの重低音や高音を増幅させる再生帯域拡大技術「DBEX」を搭載したほか、薄型テレビやカーオーディオなどに採用されている音質向上技術「BBE」を、携帯電話でよく使われるデジタル圧縮オーディオ向けに最適化した「BBE M3」を携帯端末として初めて採用。原音に極めて近い、自然で明瞭度の高い再生音が得られるという。
ウーファーを搭載した充電台はドーム型になり、従来の充電台とスピーカーをつなげたような形状から大きく変化した。オブジェとしての存在感があり、端末を立ててセットすると立派なオーディオプレーヤーになる。
音楽再生時間は、通常は15時間だが、「長時間再生設定」をオンにすると約18時間の再生も可能になる。ソニー製のステレオイヤフォン「MDR-E0931」も同梱する。
音楽機能を強化しただけでなく、FeliCaを新たに搭載した点も目を引くポイントだ。ただしプリインストールされるアプリはQUICPayのみで、Edyなどは自分でダウンロードする必要がある。モバイルSuicaの対応状況については「現在申請中」(説明員)とのことだった。
このほか、各種機能やメモなどが待受画面に貼り付けておける「ペタメモ」や、届いたメールの内容を識別してアニメーションアイコンで知らせてくれる「エモーションメール」といった京セラならではのアプリも搭載している。好き/喜び/癒し/怒り/悲しい/困った/重要/普通の8種の感情アイコンは、3パターンの中から選べるほか、自分でオリジナルのカテゴリーを作ることもできる。PCサイトビューアーも標準搭載した。日本語入力システムはAdvanced Wnn V2.1だ。
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