カプコンが展示した「ストリートファイターZERO」と「バイオハザードエピソード」は、メガゲーム化により高い表現力を手にしたタイトルだ。
ストリートファイターZEROでは、大容量化でアニメパターンを増やすことが可能になり、動きがより滑らかになった。FOMA 900iシリーズ向けの「ストリートファイター II」ではパターン数が396だったが、メガアプリ版では1169パターンと3倍近くに増加している。
バイオハザードエピソードは解像度の向上によって、表現力が高くなったタイトル。900i版では容量制限から、携帯のディスプレイよりも小さいゲーム画面を拡大表示していたほか、モノトーンが中心で色数も抑えられていた。メガアプリ版では液晶サイズと同じ解像度に最適化し、使う色数も大幅に増えている。
スクウェア・エニックスがメガアプリ第1弾として投入するのが「DIRGE OF CERBERUS LOST EPISODE −FINAL FANTASY VII−」。同社の人気RPG「ファイナルファンタジーVII」からスピンオフした、PlayStation 2タイトル「DIRGE of CERBERUS −FINAL FANTASY VII−」(以下、DCFFVII)を補完する作品だ。
3Dシューティングによってステージを進めるガンアクションRPGで、DCFFVIIの操作性を踏襲した。さらに、キャラの移動やイベントを行う「フィールドモード」と、敵を攻撃して進む「FPS バトルモード」を切り替えて進行するなど、携帯画面で遊びやすくするための工夫が盛り込まれた。また、大容量化を生かしてキャラのフルボイス化も実現している。
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