ポータブルゲーム機に迫れるか――「メガゲーム」をさっそく試してきました(2/2 ページ)

» 2006年09月16日 01時13分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
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モーション増加とハイレゾ化で遊ぶカプコンタイトル

photo アニメパターンが従来の約3倍に増えたメガゲーム版「ストリートファイターZERO」

 カプコンが展示した「ストリートファイターZERO」と「バイオハザードエピソード」は、メガゲーム化により高い表現力を手にしたタイトルだ。

 ストリートファイターZEROでは、大容量化でアニメパターンを増やすことが可能になり、動きがより滑らかになった。FOMA 900iシリーズ向けの「ストリートファイター II」ではパターン数が396だったが、メガアプリ版では1169パターンと3倍近くに増加している。

 バイオハザードエピソードは解像度の向上によって、表現力が高くなったタイトル。900i版では容量制限から、携帯のディスプレイよりも小さいゲーム画面を拡大表示していたほか、モノトーンが中心で色数も抑えられていた。メガアプリ版では液晶サイズと同じ解像度に最適化し、使う色数も大幅に増えている。

photophotophoto 「ストリートファイターZERO」。アニメパターンの増量でオリジナルに近いエフェクトも可能に。携帯に合わせた簡単操作モードも搭載したほか、従来のコマンド入力も行える。キャラごとのコマンド表も収録した
photophotophoto 「バイオハザードエピソード」。表現力アップにより、バイオ独特の固定カメラでも画面奥のキャラが見やすくなった
(C)CAPCOM 2006

携帯でじっくり取り組む、もう1つの「DCFFVII」

photo 「DIRGE OF CERBERUS LOST EPISODE −FINAL FANTASY VII−」

 スクウェア・エニックスがメガアプリ第1弾として投入するのが「DIRGE OF CERBERUS LOST EPISODE −FINAL FANTASY VII−」。同社の人気RPG「ファイナルファンタジーVII」からスピンオフした、PlayStation 2タイトル「DIRGE of CERBERUS −FINAL FANTASY VII−」(以下、DCFFVII)を補完する作品だ。

 3Dシューティングによってステージを進めるガンアクションRPGで、DCFFVIIの操作性を踏襲した。さらに、キャラの移動やイベントを行う「フィールドモード」と、敵を攻撃して進む「FPS バトルモード」を切り替えて進行するなど、携帯画面で遊びやすくするための工夫が盛り込まれた。また、大容量化を生かしてキャラのフルボイス化も実現している。

photophotophoto DCFFVIIのある章と章をつなぐストーリーを描く3Dガンシューティング。フルボイス対応で壮大なストーリーを堪能できる
(C)2006 SQUARE ENIX CO.,LTD.All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA
photo 会場には従来の900i/901i/902iシリーズでも遊べる、iアプリゲームの新作も展示された。
photo 「川島教授の全脳トレ(仮)」(C)2006 NBGI
photo 「テトリス☆ドコモダケ」Tetris(R) & (C)1985 - 2006 Tetris Holding, LLC. Licensed to The Tetris Company. Game Design by Alexey Pajitnov. Logo Design by Roger Dean. All Rights Reserved. Sublicensed to Electronic Arts Inc. and G-mode, Inc. ドコモダケ : (C)NTT DoCoMo/dentsu (C)G-mode
photo 「SUDOKU2 -数独2-(仮)」(C)2001-2006 NIKOLI Co.,Ltd. (C)HUDSON SOFT
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