移動したワンプッシュオープンボタンの使い勝手は──「D903i」903iの“ここ”が知りたい「D903i」編(2)

» 2006年11月02日 00時10分 公開
[後藤祥子,ITmedia]
Photo スライドケータイ「D903i」

質問:上に移ったワンプッシュオープンボタンは押しやすいか

 D902iSでは左側面の中央部に位置していたワンプッシュオープンボタンが、D903iでは左側面の上部に移動した。これが押しやすさに影響するのかという声が寄せられた。

Photo D903iはスライドオープン用のボタンが上に移動

 これは使う人の手の大きさや利き手、持ち方などによって異なるため一概にはいえないが、筆者の場合は少々押しづらくなった印象を受けた。

 D902iSのように左側面の中央部にボタンがあると、端末の下の方を握ってボタンを押せるので、スライドオープンしたあと、ダイヤルキーに移動するまでの親指の動きが必要最低限で済んでいた。これがD903iのように上に移ると、手の小さい筆者の場合は端末全体を握らないとワンプッシュオープンボタンに指が届かず、押した後の親指の動きが大きくなってしまった。

 ただ、ほかのスタッフからは「端末をしっかり握ってボタンを押せるので使いやすくなった」という声も挙がっているので、気になる人は店頭で試すことをお勧めする。

質問:ダイヤルキーのバックライトの光り方は

 暗い場所で利用する際などに気になるのが、ダイヤルキーやソフトキーのバックライトの光り方。D903iでは、どのように光るのかという質問が寄せられた。

 D903iは、ソフトキーもダイヤルキーも、キー自体が光る仕様。バックライトの色はオレンジ色のLEDが採用されている。

 なおD903iは前モデルと同様、決定キーにLEDが内蔵され、不在着信がある時や通話・メールの着信時などに光って知らせてくれる。わりと派手に光るので、暗い場所でも着信したことがしっかり分かる。

Photo 左がD903i、右がD902iSのバックライト

質問:“もっさり”は解消されたか

 今回も、読者からの声で一番多かったのが「もっさり感はどうなったのか」という質問だ。今回、動く状態で試せた「903i」シリーズ6モデル全般でいえるのは、“リアルタイムOSを採用していた時代のムーバやFOMAには、まだ追いついていない”ということだ。ただ、どのメーカーも、もっさり感の解消には特に力を注いでおり、代を追うごとに少しずつ改善されている。

 D903iについても同様で、例えば(1)待受画面からメールボタンを押して新規メールを立ち上げる(2)待受画面からメニューボタンを押してメニューを呼び出す などの一連の動作をD902iSとD903iで比べたところ、D903iでは若干の速度の改善が見られた。

 なお、今回試したのは開発途上機であるため、気になる人はD903iの発売後に、店頭の実機を試すことをお勧めする。

質問:ラジオを聴きながらフルブラウザを使えるか

 「ラジオを聴きながら、どんな操作ができるのか」という質問が届いた。音楽を聴きながらメールやフルブラウザ機能を利用できることは分かっているが(10月26日の記事参照)、FMラジオを聴きながら同様のことができるのだろうか。

 試してみると、ラジオを聴きながらメールの送受信やGPSの測位は行えたが、iモードサイトやフルブラウザを使ったPCサイトの閲覧は行えなかった。

Photo FMラジオ(iアプリ)を起動した状態でタスクボタンを押したところ。ほかのiアプリは利用できない(左)。メール機能は一通り利用できるが(中)、iモードサイトやPCサイトの閲覧はできない(右)

 なお、ラジオを聴いている時に音声通話が着信した場合は、ラジオが一時中断するため、通話に対応できる。通話終了後はFMラジオが自動で再開する。

質問:microSD内に任意のフォルダを作成できるか

 撮った写真をmicroSD内に保存している場合、端末側の操作で新しいフォルダを作成できると便利だ。この機能があるのかという質問が寄せられたが、D903iは前モデルと同様、外部メモリに新たなフォルダを作成する機能は備えていなかった。

質問:横撮りしたら写真も横位置で保存されるか

 スライドを閉じたまま、2.8インチディスプレイをファインダーにしてデジカメライクに撮影できるのがD903iのウリ。これまでは、横に構えて撮影しても写真は横位置で保存されず、その改善を望む声が届いている。

 試してみたところ、D903iも前モデルと同様、横撮りした場合でも横位置では保存されない。microSDに写真を保存している場合は、いったん本体にコピーしてから、画像編集で回転処理を行うことになる。

質問:辞書は搭載されているか

 D902iSに搭載されていた辞書は、D903iにも引き続き搭載されている。「明鏡モバイル国語辞典」「Gモバイル和英辞典」「Gモバイル英和辞典」が本体内に用意され、D903iを簡易電子辞書として利用できる。

Photo 辞書は検索した語句をほかの辞書で検索したり、検索結果をコピーしてメールなどに貼り付けたりできる

※今回の検証および確認はあくまでも開発段階の試作機によるものなので、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月10日 更新
  1. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  2. 見た目はガラケー、中身はスマホの「MIVE ケースマ」徹底レビュー どこまで実用的で、誰に向くのか (2026年03月08日)
  3. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  4. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  5. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  6. GeminiやChatGPTがあるのになぜ? ドコモがAIエージェント「SyncMe」を手掛ける理由 強みはdアカウントにあり (2026年03月08日)
  7. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  8. ドコモがAndroid端末の標準メッセージアプリを「Google メッセージ」に変更 +メッセージアプリも引き続き利用可 (2026年03月06日)
  9. iPhone 17eって意外とお得じゃない? (2026年03月07日)
  10. 約8000円で有線CarPlay車両にHDMI入力を追加できる「APP HDMI IN 2」を試す (2026年03月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年