まな〜も〜どちゅうでふよ♪──“くーまん”入りの簡単ケータイ「810T」ソフトバンク「810T」レビュー 前編(1/3 ページ)

» 2006年11月30日 10時04分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルの2006年秋冬モデルとなる東芝製端末「810T」は、ボーダフォン時代の3Gコンバージェンスにほとんど縛られない、同社らしい操作性が復活したことが特徴の1つとなる端末だ。

photophoto 東芝製端末「810T」。ボディはスタンダードな折りたたみ型。ブラックモデルは周辺部の艶消し加工/ピンクモデルは中央部に花柄のプレートと金色のフレーム/ホワイトモデルは中央部に模様入りのプレートを配置し周辺部をエンボス加工するデザインんが特徴。ブラックはビジネスユースや年配ユーザー向けとし、残りの2色でほかの利用層をカバーという感じだ。いずれも「ド派手」ではない点もポイント

 かつて端末の操作性を可能な限り統一し、世界標準の使い勝手を目指した「ボーダフォン3Gコンバージェンス」と呼ぶ戦略があった。結果的には国内では不評に終わったが、この戦略からもっとも早く軌道修正をしはじめたのが東芝製端末「902T」だった。

 なお、902T以降も3Gコンバージェンスの影響は皆無ではない状況が続いたが、東芝製の端末は2006年秋冬モデルの「910T」でUIをほぼ同社の2G端末に合わせこみ、今回試す810Tでは、さらに2G端末で好評だった機能も復活した。かつての2G端末で人気の高かったキャラクター「くーまん」がフル機能で搭載されたことも含めて、使い勝手と楽しさにこだわった端末に仕上がっている。

 810Tは使い勝手を重視し、幅広いユーザー層に対応できる「フレンドリーケータイ」に位置付けられる。ただし、有効324万画素のカメラや音楽再生機能、GPS機能、ソフトバンクの新サービスの多くにも対応する多機能・高機能さもポイントである。

 なお、W-CDMAに加えてトライバンドGSMにも対応する。国際ローミングに強い点はボーダフォン時代の流れをくんでいるが、残念ながら同社端末に搭載例が多いBluetoothには非対応。端末のターゲットとなるユーザー層がどれだけBluetoothを利用するかという点を考慮すると、やむを得ず事情に合わせた部分もあるのだろう。

photophotophoto 右側面は3つのキー(シャッター/上下)と赤外線ポートが、左側面に角型イヤフォン端子とmicroSDカードスロットを備える。カメラのレンズは裏面にある

 厚さ20ミリのスリムなボディも最近の東芝製端末を象徴するものだ。ボーダフォン時代の3G端末は機能重視の端末が多かった。2006年夏モデルの「705T」よりも薄く、2G端末で好評だった「V502T」と同じ厚さとなっている。

 ソフトバンクモバイルの2006年秋冬モデルは、とくにスリムデザインを特徴とする端末が多く登場した。810Tは、この点では確かに引きが薄い。しかし同機より薄い端末はエントリークラスの7xxシリーズであり、これらには同社の新サービスの多くやPCサイトブラウザも搭載されないなど、スリムゆえにトレードオフとなった機能も多い。

 対して810Tは高機能な上に、au向け端末でも好評を得る、大きく押しやすいフレームレスのドームキーを採用。機能や操作性をほとんど犠牲にしない、“価値のある20ミリ”だといえる。

photophoto キーは東芝製au端末(W45T)でお馴染みのフレームレスのドームキーを採用。中央部が盛り上がった形状が特徴。非常に押しやすく、フレームレスであっても誤操作は起こりにくい
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月10日 更新
  1. 「iPhoneの調子が悪いです」の文言、なぜアイホンのFAQに? 実はAppleと深く関係 (2026年02月08日)
  2. 総務省有識者会議が「手のひら返し」な我が国への示唆――日本を国際標準から遅れさせたのは自らの愚策のせい (2026年02月08日)
  3. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  4. KDDI、楽天モバイルとの「ローミング重複エリア」を順次終了 松田社長が言及 (2026年02月06日)
  5. 楽天モバイル、1000万回線突破も残る「通信品質」の課題 5G SAの早期導入とKDDIローミング再延長が焦点に (2026年02月07日)
  6. 東京アプリ、PayPayがポイント交換先に追加される可能性は? 広報に確認した (2026年02月05日)
  7. Googleが台湾のPixel開発拠点を公開 「10 Pro Fold」ヒンジ開発の裏側、“7年サポート”を支える耐久テスト (2026年02月09日)
  8. 東京アプリ、PayPayとWAON POINTをポイント交換先に追加 交換時期は「決まり次第案内」 (2026年02月09日)
  9. 「小型iPhone SEを復活させて」──手放せない理由SNSで話題 どこが“ちょうどいい”と評価されるのか (2025年11月29日)
  10. 【ニトリ】1990円の「スマホに付けるカードケース」 マグネット対応でスタンドとしても使える (2026年02月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年