「ゲームのドコモ、音楽のドコモ、映像もドコモ」を目指す──ドコモの山口氏mobidec 2006(1/2 ページ)

» 2006年12月01日 21時04分 公開
[房野麻子,ITmedia]
Photo NTTドコモ コンテンツ&カスタマ部コンテンツ担当部長の山口善輝氏

 NTTドコモ コンテンツ&カスタマ部コンテンツ担当部長の山口善輝氏がmobidec 2006で、「ドコモのコンテンツ戦略の今後〜コンテンツのトレンドと、新たな可能性〜」と題した特別講演を行った。

 山口氏はネットワークの高速化や端末の高機能化、料金の定額制など、モバイル市場を取り巻く環境が急速に変化する中、音楽やゲームを始めとするコンテンツ市場がどう推移し、成長する可能性があるのかに言及。講演の順番がKDDIの竹之内剛氏、ソフトバンクモバイルの河野真太郎氏のあとだったためか、折に触れEZwebやYahooケータイ!とiモードの市場規模を比較し、iモードコンテンツの規模の大きさを強くアピールした。

高速化、高機能化、定額制がコンテンツ利用を促進

 山口氏は、(1)FOMAの契約者数の伸び(2)HSDPAによる通信スピードの高速化(3)パケット定額制の「パケ・ホーダイ」契約者数の約800万契約到達 の3点についてその推移を示しながら、iモードコンテンツの情報料による収入が月間約166億円の規模にまで成長したと説明。これらの3要素により、コンテンツの利用が有料、無料ともアクティブになっていると述べた。

 また、2001年、2005年、2006年のジャンル別の市場内訳を挙げて「コンテンツは時代によって変化するもの」とし、コンテンツ市場が閉塞しているという見方を否定。新しいコンテンツを提案してほしいと、コンテンツプロバイダ関係者の多い来場者に呼びかけた。

Photo FOMAの契約者数は2004年以降、急激に増加。パケ・ホーダイの契約数は、2006年9月末時点で782万契約に達した。月額のiモード情報料収入は約166億円。赤い線で示したiモード契約数の伸びはなだらかになってきているが、情報料収入は右肩上がりを続けている

Photo パケ・ホーダイを利用する約8割のユーザーが有料サイトに登録しており、その平均登録数は3.7サイト。定額制の利用ユーザーほど、多くのコンテンツを利用している
Photo コンテンツのジャンル別内訳。2001年当時は着メロコンテンツが有料コンテンツ全体の51%を占めていたが、2006年にはゲームが23.2%と最も多くなった。ただしこのグラフは、着うたと着メロを分けたデータになっており、着メロと着うた・着うたフルを合わせると、現在でも音楽コンテンツの占める割合が最も多い

ゲーム、デコメール、ショッピングが右肩上がりの成長

 山口氏は多様化するコンテンツ市場をジャンル別に分け、それぞれの現状と今後について説明した。

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