“ケータイ最強”のカメラはデジカメを超えた?──「910SH」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/5 ページ)

» 2006年12月05日 22時51分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 もう少し、ケータイスタイルで撮影した夜景も。

1/8秒、F3.6、ISOオート、0EV、WBオート 夜景(縦位置撮影)

 もうひとつおまけに夜の写真。最後に深夜の灯りに照らされたもみじ。

1/20秒、F3.6、ISOオート、0EV、WBオート もみじ(標準モード)

 ともあれ、今回は画質がよいのでつい作例も多めになってしまう。

 では室内での作例を。

1/20秒、F3.6、ISOオート、0EV、WBオート1/20秒、F3.6、ISOオート、0EV、WBオート 蛍光灯下(左)、白熱灯下(右)

 白熱灯下だと少し照明の色が残るが、本機のオートホワイトバランスは比較的強めに合わせる傾向がある。そのため、普段はオートで十分だろう。

 最後にISO感度の話。

 デジカメには必ず搭載されるのに、カメラ付きケータイにはなかなか搭載されなかった機能、それが「ISO感度手動設定」。カメラ付きケータイの“感度”は常に「オート」だったのだ。

 910SHはオートに加え、手動でISO感度を設定する項目が加わったせっかくなので比べてみよう。

1/10秒、F3.6、ISO100、0EV、WBオート1/20秒、F3.6、ISO200、0EV、WBオート ISO100(左)、ISO200(右)
1/40秒、F3.6、ISO400、0EV、WBオート1/80秒、F3.6、ISO800、0EV、WBオート ISO400(左)、ISO800(右)

 これは驚きだ。ISO800まで上げると全体に偽色ノイズが乗って画質の劣化が目立ってくる(各々の暗部を観ると分かりやすい)が、ノイズ低減処理をかけてがんばって抑えてある。えらいもんである。

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