手持ちのCDから取り込んだWindows Media Audioデータはドラッグ&ドロップで内部メモリに保存できるが、著作権保護された楽曲はWindows Media Playerなどのソフトを経由して転送しないと、内部メモリには保存できない。
著作権保護なしのデータを内蔵メモリに保存する場合は、まず端末のUSBモードを「MTPモード(本体)」に設定して端末とPCをFOMA USBケーブルで接続する。PC側に端末が認識されたら、「MUSIC」メモリ内にデータをドラッグ&ドロップする。
「1Gバイトの内蔵メモリをPCのリムーバブルメディアとして使えるか」という質問が寄せられた。
F903iX HIGH-SPEEDは、本体メモリにWindows Media Audioデータを保存できることもあり、USBモードには「通信モード」「microSDモード」「MTPモード(microSD)」に加え、「MTPモード(本体)」という設定が用意されている。端末をこのモード定に変更してFOMA USBケーブルでPCと接続すると、PCから端末の内部メモリにアクセスできる。この状態でPC内のファイルをドラッグ&ドロップすると、ファイルは問題なく保存できた。ただし端末内のデータをダブルクリックしても展開できず、ファイルを開くにはPCにコピーする必要がある。
なお、PCから端末内のminiSDにアクセスする場合は、USBモード設定で「microSDモード」を選べばいい。
F903iX HIGH-SPEEDの右側面にあるのがミュージックコントロールキー。端末を閉じた状態で長押しすると音楽プレーヤーが起動し、短押しで再生/停止が可能。上下方向への短押しで前後曲へのスキップ、長押しで早送り/巻き戻しができるなど、閉じたまま音楽を楽しめるのが便利だ。
ただこのキーは、名前からも分かるように音楽操作専用で、ほかの機能を割り当てることはできない。
端末を開閉するたびに、異なる待受画像を表示できる「ランダムイメージ設定」。富士通製や三菱電機製端末でおなじみの機能で、もちろんF903iX HIGH-SPEEDにも搭載されている。
設定は、「開閉ごと」のほかに「30分ごと」「60分ごと」から選べる。
F903iX HIGH-SPEEDのキーバックライトの色はブルー。文字部分が光る仕様のため、暗い場所でも文字の視認性は良い。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.