圧巻のワイドVGA液晶。発色の鮮やかさも優秀──「W51H」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/3 ページ)

» 2007年04月03日 19時23分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
photo ワイドVGA(800×480ピクセル)表示対応の2.9インチディスプレイが特徴の「W51H」。指紋センサーを使った操作もできる。左手の親指で上手に触るべし

 「W52T」(カメラレビュー参照)と並ぶ、auのワイドVGAディスプレイ搭載ケータイが日立製作所製の「W51H」。テレビは観ない(ワンセグは非搭載)、2.9インチでワイドVGA(480×800ピクセル)のディスプレイとPCサイトビューアー、指紋センサーを中心とする高いセキュリティ機能などが必要というユーザーに向く端末だ。

 前回行ったW52Tのカメラ機能と比較しつつ、207万画素AF付きカメラの実力はどうか、そもそも使いやすいのかというところをじっくり見ていこう。

 とりあえずは2.9インチの液晶ディスプレイ。解像度はワイドVGAだ。同じワイドVGAディスプレイのW52Tと同時に見比べると受ける印象はかなり違う。まず、晴天下の屋外ではW52Tの方が見やすい。W51Hは表面が反射しやすいこともあるのか、屋外では視認性がやや落ちる傾向だった。

 しかし室内撮影時を中心に、視聴条件がいい場所ではW51Hの方がコントラストがはっきりしており、くっきり見える。ほぼ同条件下で撮影した写真を見ると、“W51Hの方が鮮やかだ。カメラ機能にそんなに差があるのか”と思うくらい。……もちろん、PCのディスプレイで見比べるとあまり違いはなかったというオチがあるのだが、本体液晶ディスプレイの違い、あるいは画面表示のセッティングの違いでも、写りの印象に差が出ることがあるわけである。

 W51Hはサブディスプレイも備える回転2軸式ボディを採用する。この約0.9インチモノクロ有機ELサブディスプレイはカメラ時のファインダーとしては使用しない。カメラとして使うときは、端末を開いて縦に構える“ケータイスタイル”か、メインディスプレイを裏返して横向きで構える“ビュースタイル”にする。

 一般的な携帯カメラのビュースタイルは、ケータイスタイルと比べると操作性が落ちることが多い。しかし本機は、側面に十字キーを含めて計7個もボタンを備えるので、ビュースタイル時も概ねの操作が快適に行えるのがポイントだ。これ、なかなか快適である。

 写真の向きは、VGA(640×480ピクセル)以上の撮影モードが横位置、ワイドQVGA(240×400ピクセル)以下は縦位置で保存される。ちなみに壁紙用に使える“ワイド壁紙”のワイドVGAモードも横位置。その辺はW52Tとちょっと違うところだ。

photophoto W51Hならではの工夫が側面の十字キー。小さいが意外と押しやすい。これだけあれば横向きビュースタイル時のメニュー操作も困らない。一番右は[シャッター]キー。色と大きさが違うので指でさぐればすぐ分かる(左)。レンズは裏面にある。その右側に撮影補助用ライトとLED。カメラ起動中はこのLEDが点灯する(右)
photophoto ダイヤルキーの[*]と[#]にマクロと撮影補助用ライト、[EZ]キーにAFロックのアイコンが表記され、使用頻度の高いカメラ機能用のショートカットがすぐ判別できるようになっている(左)。使用メディアはmicroSDカード。スロットは左側面の通信/充電端子と同じカバーの中にある(右)
photophotophoto 撮影画像をサムネイル表示。再生はなかなか高速でさくさくと動く(左)。……しかし、VGA以上のサイズで撮るとこんな風に、せっかくのワイド画面を無駄に使うよう表示される。この状態で[9]キーを押すと回転する(中 ※初出時、記述誤りがありました。正しくは左記の通りです)。あるいは「ズーム」表示のある[決定]キーでズームさせると、[始話]キーで回転/拡大できるようになる(右)
photophoto ワイド画面にアスペクト比の異なる1600×1200ピクセルだと、左右の余白に情報表示ができて便利に使える。操作が画面に表示されているのも親切で、電波、時計類の表示も横向き表示用に回転する(左)。シーンモードは人物、風景などを用意(右)
photophoto “ビュースタイル”用の横向きメニュー。手ブレ軽減、ライト、マクロとここの機能をダイレクトに呼び出せる仕様となっている。メニュー階層が浅いので便利だが、その分項目数は多い
photophoto “ケータイスタイル”用の縦向き画面とメニュー。縦位置時はこのように普通のケータイ風。240×400ピクセルというワイドの縦位置撮影というのもなかなかおもしろい

 では早速作例を見ていこう。

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