GPS端末の所有率はまだ2割程度だが、購入意欲は高い――米国家電協会(CEA)は4月9日、GPSに関する意識調査の結果を発表した。
調査は、米国でインターネットを利用する2756人を対象に2006年12月に実施。報告によると、回答者のうち、GPS端末を既に所有している人は18%にすぎないものの、2007年中に購入したいとの回答は24%に上ったという。CEAによると、2006年のGPSの売上高は前年の3倍近くに達しており、調査に基づく試算では、2007年には41億ドルの市場規模に達する見通しだという。購入を希望しているとの回答をした人の33%は、GPS機能付きの携帯端末に興味を持っているという。
また、携帯GPS端末所有者に用途を挙げてもらったところ、自動車のナビゲーションシステム以外ではハイキング(18%)、散歩(16%)、船舶(14%)、自転車(7%)、ジョギング(4%)、飛行機の操縦(4%)との回答があった。
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