→・今度の“D”は“振って操作、傾けて横表示”──大画面スライド「D904i」
→・3.1インチワンセグ、3インチWVGA+HSDPA、タッチパッド、体感ゲーム、スリム&小型──ドコモ夏モデル発表
「D904i」の内蔵メモリはどれくらいかという質問が寄せられた。三菱電機端末は、前モデル「D903i」から内蔵メモリの容量を確認できる「メモリ確認」というメニューを用意しており、「マイピクチャ」「ミュージック」などのカテゴリーごとにメモリ容量をチェック可能になった。D904iも引き続きこれを踏襲している。各カテゴリーに割り当てられた内蔵メモリの容量は以下の通り。
項目 | D904i | D903i |
---|---|---|
マイピクチャ | 約14Mバイト(14860Kバイト) | 約10Mバイト(10620Kバイト) |
ミュージック | 約17Mバイト(17696Kバイト) | 約15Mバイト(15400Kバイト) |
iモーション | 約20Mバイト(20480Kバイト) | 約12Mバイト(12000Kバイト) |
メロディ | 約10Mバイト(10740Kバイト) | 約4Mバイト(4000Kバイト) |
マイドキュメント | 約12Mバイト(12388Kバイト) | 約9Mバイト(9648Kバイト) |
キャラ電 | 約2Mバイト(2348Kバイト) | 約2Mバイト(2500Kバイト) |
マチキャラ | 約5Mバイト(5120Kバイト) | 約5Mバイト(5120Kバイト) |
きせかえツール | 約12Mバイト(12360Kバイト) | 約9Mバイト(9620Kバイト) |
その他 | 約12Mバイト(12288Kバイト) | 約12Mバイト(12620Kバイト) |
iアプリ | 約20Mバイト(20480Kバイト) | 約15Mバイト(15360Kバイト) |
カテゴリーごとの内蔵メモリは軒並み増加しており、全体で見ても約30Mバイトほど内蔵容量がアップしている。ビデオクリップや直感ゲームに対応したことを受けてか、iモーションとiアプリの容量は、ほかのカテゴリと比べて多めにメモリが割り当てられた。
ただし、着うたフルを1曲約2.5Mバイトとすると約7曲しか保存できないなど、物足りないと感じる部分もある。通話やメール中心の使い方であれば問題ないが、音楽やビデオクリップ、直感ゲームを思い切り楽しみたいという人は、外部メモリは必須と言っても過言ではない。D904iはmicroSDスロットを備えており、容量は最大2Gバイトまで対応している。
スピードセレクターの材質は、D903iのアルミではなく「D902iS」と同じプラスチックとなった。D903iと比べると回転が滑らかになり、より回しやすくなった印象を受けた。
スピードセレクターのターボモードは、あっという間に項目間をスクロールしてくれるもので、iモード、フルブラウザ、メール閲覧時に利用できる。普通に回していればそのうち徐々にスピードアップするものではないため、発動するには最初から、少し勢いをつけてスピードセレクターを回す必要がある。
このほか、D903iでは凹んでいて押しにくいとの声もあった決定キーがセレクターと同じ高さとなり、押しやすさが向上している。
待受画面でスピードセレクターを回した際に呼び出される機能はセレクトメニューで、「設定/NWサービス」→「時計/文字入力/その他」→「スピードセレクター設定」の待受起動機能から「ノーマルメニュー」「電話帳」「スケジュール帳」にも変更可能だ。ノーマルメニューは左上ソフトキー([Menu]キー)でも呼び出せるので、初期設定のままセレクトメニューにしておいて使い分けるのもよいだろう。
D904iのキーバックライトの色はブルー。ミラーワインとミラーブラックは、ソフトキーとダイヤルキーの文字が発光する。スーパーホワイトとブリリアントピンクは、ソフトキーもダイヤルキーもキー自体が光る仕様だ。
音楽ファイルや撮った写真など、外部メモリを利用する機会は何かと多い。この際、端末側の操作でmicroSD内に新しいフォルダを作成できると便利だが、D904iに外部メモリに新たなフォルダを作成する機能はなかった。
※今回の検証および確認はあくまでも開発段階の試作機によるものなので、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.