沖電気工業は7月17日、「モバイル機器向けアイリス認証ミドルウェアVer1.0」の販売を開始した。
同製品は、モバイル機器向けに世界で初めて、アイリス(虹彩)認証をミドルウェアとして実用化したもの。モバイル機器のカメラによって、利用者を高精度に認識する携帯アイリス認識技術の導入に必要な機能をパッケージ化した。さまざまなモバイル機器向けのOS上で動作し、盗難や紛失時などに、他者による不正使用を防止できる。
ほかにも、社外からモバイル機器で社内業務システムにリモートアクセスする際の利用者認証や、モバイル機器を用いた高額電子決済時の利用者認証などにも利用可能。利用者認証が必要な組み込み機器などにも、容易に移植できるという。
OKIは、同製品を利用したアイリス認証システムを、7月18日から同20日まで東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2007」に出展する。
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