バンダイネットとアクロディア、携帯機器向けゲーム開発環境「X-Forge 2007」を開発

» 2007年07月26日 18時24分 公開
[ITmedia]

 バンダイネットワークスとアクロディアは7月25日、携帯機器向けゲーム開発環境「X-Forge 2007」を開発したことを発表した。

 X-Forge 2007 SDKはOpenGL/ES2.0に対応し、プログラマブルシェーダ機能やシーングラフなどをサポート。従来の3Dミドルウェアでは難しかった、リアルな3D映像を表現できる。また、ゲームコンテンツ内の動画処理にVIVID Movieを組み込み、圧縮効率の高い高画質動画も利用できるようにした。

 X-Forge 2007ではさらに、各機能のコンポーネント化を進め、Open KODEにいち早く対応。デファクトスタンダードな3DグラフィクスAPIであるOpenGL ES 1.0/1.1/2.0をサポートする。東芝製の「TC35711XBG」など、高性能な3Dグラフィクス機能を搭載したシステムLSIの性能を最大限に引き出すことが可能だ。

 両社は今後、X-Forge 2007 SDKを共同で国内外に販売する計画。またバンダイネットワークスは、X-Forge 2007を自社コンテンツの開発に積極的に導入/活用するという。

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