今回の販売ランキングは7月23日から29日(7月第5週)の集計となる。夏休みに入った子どもと一緒に量販店の携帯コーナーを眺める家族連れも目立つようになってきた。
そんな中、ドコモは夏モデル「904i」シリーズの人気がじわじわと伸びてきた様子。今回、シャープ製の「SH904i」、富士通製の「F904i」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P904i」の3機種が、904iシリーズ発売後も首位を譲らなかった2006年冬モデルの「SH903i」(2006年10月発売)を抜き、1位から3位を独占した。なおNEC製の「N904i」が6位、三菱電機製の「D904i」が8位に入り、904iシリーズ5機種すべてがTOP10入りを果たした。都内では新機種の週末割り引きセールなどを展開する大型量販店も多く、これらが904iシリーズ躍進の要因の1つにもなったと見られる。
一方、もう1つの夏モデル「704i」シリーズは今回、シャープ製のワンセグ端末「SH704i」がランクインした。7月27日発売の本機は集計期間の都合で2日間のみの結果だが、それでも初登場で7位。90xiシリーズに対してスタートダッシュが鈍い傾向にある70xiシリーズだけに、当初からのこの結果は今後の躍進が大いに期待できそうだ。
なお704iシリーズは29日までに、SH704i、カジュアル防水の富士通製端末「F704i」、極薄&国際ローミング対応のNEC製端末「N704iμ」とパナソニック モバイル製の「P704iμ」、イルミ+着せ替えのソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「SO704i」が登場したが、SH704i以外はTOP10入りを果たせなかった。70xiシリーズは、2007年春モデルの703iシリーズとしてパナソニック モバイル製の「P703iμ」が10位に入っている。
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