ドコモ・ドットコムは8月8日、「着信メロディ・着うたユーザー利用実態調査」の結果を発表した。
調査は2007年6月、ヤフーバリューインサイトが保有するPC会員とMOBILE会員を対象に実施したもの。FOMAユーザーのiモード利用者かつ16歳以上の男女の中で、1カ月以内に着うたフル、着うたサイトのいずれかを利用した合計900名に、着信メロディ、着うたフルなどの利用状況を聞いた。
同調査によれば、着信メロディの有料サイト利用者で、利用が「増えた」と回答したのは31.0%に留まったが、着うたフルでは59.0%、着うたでは42.4%が「増えた」と回答。着信メロディは減少し、着うたフル、着うたの利用にシフトする傾向が見られた。
また、通話着信、メール着信については、8割前後がダウンロードした着信メロディ、着うたフル、着うたを設定している。着うたフルについては、約8割が「自分で見たり聴いたりして楽しむ」と回答しており、着信音利用がメインの着信メロディ、着うたとは、利用の仕方が異なることが分かった。
CDについては、購入枚数、レンタル枚数ともに減少の傾向があり、これに対し、PCのダウンロード曲数は、「増えた」という回答が「減った」という回答をやや上回った。
詳細な調査内容およびデータは、8月1日に発売された「モバイルコンテンツ市場マンスリーレポート」に掲載されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.