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» 2007年08月24日 15時02分 公開

Motorola、苦戦するも2位を維持――Gartnerの携帯市場調査

Motorolaは2位を維持したもののシェアを落とし、3位のSamsungに迫られている。

[ITmedia]

 2007年第2四半期は、世界の携帯電話販売がおよそ17%増加した。調査会社Gartnerが8月23日、このような調査報告を発表した。

 同四半期の世界携帯電話販売台数は2億7090万台と、前年同期から17.4%拡大した。アフリカ、ラテンアメリカ、アジア太平洋地域の新興市場が成長の原動力になったとGartnerは述べている。同社は、2007年通期の販売台数を11億3000万台と予測している。

 ベンダー別で見ると、首位は依然としてNokiaで、36.9%のシェアを占めた。ハイエンド端末が好調だったという。Nokiaは西欧などの成熟市場だけでなく、新興市場でもシェアを伸ばしており、今年後半も好調が続くとGartnerは予想している。

 Motorolaは製品ポートフォリオがやや古く、需要が振るわずに苦戦したものの、2位を維持した。ただしシェアは前年同期の21.9%から14.6%に低下した。3位のSamsungはシェアを2ポイント伸ばして13.4%とし、Motorolaに迫っている。

2007年第2四半期のエンドユーザー向け世界携帯電話販売(単位:千台)
社名 2007Q2販売台数 2007Q2シェア(%) 2006Q2販売台数 2006Q2シェア(%)
Nokia 99,958.6 36.9 77,748.1 33.7
Motorola 39,486.1 14.6 50,532.7 21.9
Samsung 36,191.8 13.4 25,757.5 11.2
Sony Ericsson 24,317.5 9.0 15,308.9 6.6
LG 18,433.4 6.8 14,639.6 6.3
その他 52,484.1 19.3 46,764.1 20.1
合計 270,871.5 100.0 230,750.9 100.0
(資料:Gartner)

 地域別では、アジア太平洋地域の販売台数は9550万台で、前年同期から40.7%伸びた。中国で引き続き急速な成長が見られ、インドは季節的要因からやや低調。オーストラリアは買い換え需要で好調だった。

 また日本は販売台数1210万台で、前年同期から10.3%増えた。ただし前四半期からは17.5%の減少となっている。

 東欧、中東、アフリカは前年同期比5%増の4600万台。主にローエンドとミッドレンジ端末が伸びたが、3G携帯電話の売り上げもここ数四半期は増えてきているという。一方、西欧は同11%増の4540万台。「iPhoneが9月に欧州で立ち上げられるという噂があり、今年後半はさらに盛り上がる」とGartnerは予測している。

 ラテンアメリカは前年同期比24%増の3050万台。母の日のプロモーションやGSMへの移行が続いていることが後押しとなった。北米は同7%増の4140万台で、特にiPhoneの独占キャリアであるAT&Tが好調だったという。

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