次世代チップでより進化、有機ELでより鮮明に──。東芝製の「W56T」は、新プラットフォーム「KCP+」およびRev.A対応端末として、au2007年秋冬モデルのハイエンド機種として登場する。
auの東芝製端末は最近、基本の折りたたみ型のほかに回転2軸型やスライド型などのさまざまスタイルを提案するが、今回も一転、ディスプレイが360度裏返る「リバーシブルスタイル」を採用した。
W56Tのリバーシブルスタイルは、ディスプレイをくるりと裏返すことでワンセグやauビデオクリップなどの映像をフルスクリーンで楽しめるという仕組み。このスタイルは過去にボーダフォン(当時)向けのアナログTV搭載「V604T」(2006年3月発売)などに使われた仕様。ヒンジの構造はV603Tとほぼ同じのようだが、受ける印象は全く違う。見比べると特にディスプレイ部が薄くなったことが実感できる。
なお発表会場に用意されたW56Tは、開発中のため動作しないモックアップのみだった。本機は新プラットフォームの「KCP+」採用機となるが、今回の発表日には(デモ機として公開できるか否か、という意味で)間に合わなかったようだ。発売は12月以降を予定するとのこと。
機種名 | W56T |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×106×17.8ミリ(暫定) |
重さ | 約145グラム(暫定) |
通信規格 | EV-DO Rev.A |
連続通話時間 | (検討中) |
連続待受時間 | (検討中) |
アウトカメラ | 有効約324万画素AF |
外部メモリ | microSD(別売り/最大2Gバイト) |
メインディスプレイ | 約2.8インチ(240×400ピクセル)有機EL、26万色 |
サブディスプレイ | 7×7ドットLED |
Eメール保存 | 受信メール:2500Kバイト(最大1000件)、送信メール:1000Kバイト(最大400件) |
Cメール保存 | 受信メール:最大100件、送信メール:最大50件 |
文字表示サイズ | 大:7文字×10行、中:10文字×13行、中小:12文字×16行、小:15文字×20行、極小:20文字×28行 |
照度センサー | ○ |
データフォルダ容量 | 約800Mバイト(最大5000件)(暫定) |
EZアプリフォルダ容量 | 約50Mバイト |
音源 | 128和音(ステレオ対応) |
着信音 | パターン14種類、メロディ6曲、サウンド7種類 |
アドレス帳 | 最大1000件(1件あたり最大3番号/3アドレス) |
発着信履歴 | 発信:50件、着信50件 |
簡易留守メモ/通話音声メモ | あわせて最大30秒×3件 |
主な対応サービス・機能 | EZ着うたフル、ビデオクリップ、EZテレビ(ワンセグ)、デジタルラジオ、EZ・FM、EZ FeliCa、Bluetooth、PCサイトビューアー、オープンアプリプレイヤー、赤外線通信(IrSimple) ほか |
ボディカラー | ハイウェイオレンジ、チャイナホワイト、ユニバースブラック |
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