写真で解説する「簡単ケータイ A1407PT」

» 2007年10月17日 19時57分 公開
[青山祐介,ITmedia]

 Pantech & Curitel Communications(Pantech)製の1X端末「A1407PT」は、簡単な操作で誰にでも使いやすい“簡単ケータイ”シリーズの最新作だ。2006年秋に発売された「A1406PT」をベースに、音を振動で伝える骨伝導スピーカーを搭載したモデルとなっている。

PhotoPhotoPhoto 背面のサブディスプレイの隣に大きな骨伝導スピーカーが搭載されたのが大きな特徴
PhotoPhoto

PhotoPhoto 骨伝導スピーカーの出っ張りをのぞけば、コネクターやボタンの配置は従来機のA1406PTと同じだ

 骨伝導は鼓膜以外からも音声を伝えられる技術で、補聴器や騒音下で使われる通信機器に利用されている。音声を空気の振動としてではなく骨の振動として聴覚神経に届けるため、周囲の騒音に影響されることがなく、音が聞き取りづらいお年寄りなどにメリットが大きい。

 骨伝導スピーカーは背面の大きく出っ張った部分に格納。四角い窓の部分が振動部で、ここを頬骨に押し当てることで、相手からの受話音が周囲の騒音などに影響されることなく明瞭に聞こえる。

 実際に骨伝導スピーカーによる音声を聞いてみたが、直接頭蓋骨を振動させるため頭のどこに押し当てても音声を聞くことができた。ただし、マイクは本体のダイヤルキー下部にあるため、そこがなるべく口に近くなるようにしないと相手側に声が聞こえない。振動部を頬骨に当てて、普通にケータイを持つように通話するのが正しい通話スタイルとなるようだ。

PhotoPhoto 頬骨の一番出っ張った部分に骨伝導スピーカーの振動部を当てると聞き取りやすかった。マイク側を口に近い位置に持たないと相手に音声が伝わりにくいため、通話スタイルは一般的な電話機と大きく違わない
PhotoPhotoPhotoPhoto メニューは標準状態で「スマートモード(かんたんモード)」の表示になっている。メニュー構成はA1406PTと変わらないが、骨伝導スピーカーのオンオフの項目が追加されている
PhotoPhoto 骨伝導スピーカー使用時には、待ち受け画面の右下に耳のアイコンが表示される(左)。オフにするとアイコンは消える(右)

 本体の外側に骨伝導スピーカーを持つスタイルのため、本体を開くことなく着信が可能なのも本機の特徴の1つ。着信時に左側面の[メモ/ライト]キーを長押しすることでオフフックできる。終話も同じように[メモ/ライト]キーを長押しする。

 また、骨伝導スピーカーの“音量”は6段階に調整可能。骨伝導スピーカーを使用中に[メモ/ライト]キーを短く押すごとに音量が大きくなっていく。6段階のうち「2」レベルでも十分聞き取れ、「6」にすると外部にも受話音が聞こえるほど大きくなる。

 骨伝導スピーカーは一般的なレシーバーと違ってモーターを駆動するため、通話時の消費電力が増えるが、連続通話時間は骨伝導を使わないときで約200分、骨伝導を使っても約190分と、それほど気にならないレベルに抑えられている。

 骨伝導スピーカーの機能以外は前作A1406PTとまったく同じ仕様。ふくらみを持たせた大きな「でかキー」や、最大40ドットのフォントで表示する「でか文字」など、ボタン類や表示が見やすい「でか」仕様のインタフェースを持ち、メニュー画面はよく使う機能が一目でわかりやすい「スマートモード」がデフォルトになっているなど、簡単ケータイとしての機能はしっかり引き継いでいる。

 このほか、135万画素のCMOSカメラや簡易ライト、赤外線通信機能に加え、約96デシベルで警報音が鳴る防犯ブザーなどの装備にも変更はない。

PhotoPhotoPhoto キーはたっぷりとしたふくらみを持った形状のタイルキーを採用。「通話」「切」など表示は日本語表示でわかりやすい。裏面には135万画素のカメラと簡易ライトを装備
PhotoPhoto A1407PTはベースとなったA1406PTと骨伝導スピーカーの機能以外は共通のつくり。骨伝導スピーカー使用時に本体を閉じたまま通話するため、マイクが音を拾いやすいよう、ディスプレイ側とキーボード側本体のクリアランスを広げるためのゴムバンパーが追加されている(写真は左がA1406PT、右がA1407PT)
機種名 簡単ケータイ A1407PT
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約51×98×20ミリ(最厚部27ミリ)
重さ 約120グラム
連続通話時間 約200分(骨伝導スピーカーオフ時)
連続待受時間 約300時間(骨伝導スピーカーオフ時)
カメラ 有効135万画素カメラ
外部メモリ microSD(別売り)
メインディスプレイ 2.4インチQVGA(240×320ピクセル)
サブディスプレイ 1.2インチ(96×64ピクセル)
Eメール保存 受信メール:2000Kバイト(最大500件)、送信メール:1000Kバイト(最大250件)
Cメール保存 受信メール:最大200件、送信メール:最大100件
文字表示サイズ 極大:40ドット(名前表示のみ)、大:30ドット、中:24ドット、中小:20ドット、小:20ドット、極小:16ドット
照度センサー
データフォルダ容量 約20Mバイト
音源 64和音
着信音 電話10種類、Eメール/Cメール/お知らせ9種類
アドレス帳 最大700件(1件あたり最大3番号/3アドレス)
簡易留守メモ/通話音声メモ
ボディカラー ホワイト
主な機能 EZ着うた、でか文字、かんたんモード(スマートモード)

関連キーワード

骨伝導 | A1406PT | 簡単ケータイ | A1407PT


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月14日 更新
  1. 「Google Pixel 10a」レビュー:aシリーズらしい取捨選択のうまさが光る Pixel 9aとの差分をどう考えるかがカギ (2026年04月13日)
  2. 値上げのソフトバンクが仕掛ける「PayPayカード ゴールド」シフト、新プラン移行の障壁になる懸念も (2026年04月14日)
  3. 廉価な新作「iPhone 17e」が春商戦に与えた影響は? 携帯電話ショップ店員に聞く (2026年04月13日)
  4. iモードとFOMAが2026年3月31日で終了――iモードの成功はNTTドコモに何を残したのか (2026年04月12日)
  5. もうiPhoneユーザーの「エアドロで送るね」に苦しまない? Google Japanが「共有の扉を開くことが叶わず」などと“おわび”したワケ (2026年04月11日)
  6. Y!mobileのeSIM再発行で困ったハナシ iPhoneとAndroidの機種変更でいまだ「手数料4950円」が発生? (2026年04月13日)
  7. 廉価モデル「Pixel 10a」「iPhone 17e」を比較 価格とスペックに“決定的な差”あり (2026年04月10日)
  8. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  9. 紛失した「AirPods Pro 3」片耳をAppleで購入したハナシ そしてまさかの結末に (2026年04月11日)
  10. Y!mobile、認定中古「iPhone SE(第3世代)」が3980円から 4月17日まで【スマホお得情報】 (2026年04月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年