NTTドコモ、国際ローミングのPCデータ通信で準定額制を導入

» 2007年11月14日 13時45分 公開
[ITmedia]

 アジア・太平洋地域の通信キャリア9社が参画する「コネクサス・モバイル・アライアンス」(Conexus Mobile Alliance)が、国際ローミングサービスの強化に向けた各種の新サービスを発表した。

 コネクサス・モバイル・アライアンスは、Bharat Sanchar Nigam(インド)、Far EasTone Telecommunications(台湾)、Hutchison Telecommunications(香港、マカオ)、PT Indosat(インドネシア)、KT Freetel(韓国)、Mahanagar Telephone Nigam(インド)、NTTドコモ、Smart Communications(フィリピン)、StarHub(シンガポール)の9社から成る通信キャリアのアライアンスで、シームレスな国際ローミングサービスの提供や、顧客サービスの向上を目指して2006年4月に結成された。

 加盟事業者各社は2008年第1四半期中に、国際ローミング時のデータ通信についてリーズナブルな料金体系を順次導入するほか、国際ローミングの通話時間に応じてマイレージやポイントを付与するサービスを提供する計画。NTTドコモは2008年3月までをめどに、海外でPCと接続してデータ通信を行う際のパケット料金を一定量まで定額とし、それ以上の利用があった場合には従量課金とする料金体系を導入する予定だ。なお、この準定額プランが適用されるのは、アライアンス加盟キャリアのエリア内で、iモードのパケット通信料は準定額の適用外となる。

 ドコモは携帯電話サービスについて定額制と国際サービス、生活アシストにフォーカスするとしており、2007年冬モデルとして投入する端末は全機種が3Gの国際ローミングに対応。3G/GSMの国際ローミングにも11機種が対応する。

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