Nothing初のエントリースマホ「Phone (3a) Lite」、4万2800円で発売 なぜ、いま市場に投入するのか(1/2 ページ)

» 2026年01月07日 12時00分 公開
[金子麟太郎,ITmedia]
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 Nothing Technology Japanは1月7日、スマートフォン「Nothing Phone (3a) Lite」を発表した。同日12時から予約を受け付け、15日に発売する。

 販路は同社公式サイトのnothing.techと楽天モバイルだ。Nothingでは、8GB/128GBの構成を4万2800円で販売する。楽天モバイルでは、標準カラーのホワイトとブラックに加え、日本独自のユーザー調査に基づき、最も評価が高かった「レッド」を限定カラーとして投入する。

_Nothing エントリー スマホ 「Nothing Phone (3a) Lite」。左からホワイト、ブラック、楽天モバイル限定のレッド

「Phone (3a) Lite」の概要:LED「Glyph Light」を搭載し、視覚的通知を可能に

 今回発表されたPhone (3a) Liteは、エントリークラスでありながら同社のDNAを色濃く継承している。その最たる特徴は、Nothing Phone (1)から続くシースルーデザインだ。背面には、この価格帯では珍しいエッジに向かってカーブを描く3Dカーブドガラスを採用しており、手に取った際のスリムさと上質な質感を実現している。

 Phone (3)シリーズでおなじみの「Essential Key」を備えている。ここからEssential Spaceにアクセスして、メモ、アイデア、ボイスメモを保存したり、その内容に基づき次のアクションを提案してもらったりできる。端末に保存したコンテンツを検索できるEssential Searchも利用できる。

_Nothing エントリー スマホ 「Essential Key」や電源ボタンなどは全て側面にある。ボタンの色がブラックで統一されている。特にホワイトとレッドはボタンがアクセントになっている

 また、Nothingの象徴ともいえる背面のLEDインタフェースは「Glyph Light」として新たに定義された。これは上位モデルの表現を整理しつつ、着信や通知、カメラのカウントダウンなどを光で知らせるという実用的な機能を最適化したものだ。Nothing Japan 代表 黒住吉郎氏は、このインタフェースについて「Glyphの持っている一番大切な要素は、大切な情報を光でしっかりと知らせることだ。その役割をこの価格帯に最適化して搭載した」と語る。

_Nothing エントリー スマホ レッドの背面。光沢感と透明感があり、エントリークラスながら高級感がある
_Nothing エントリー スマホ 背面のLEDインタフェース「Glyph Light」。通知などの有無をLEDの点滅で知らせる
_Nothing エントリー スマホ 着信音とともに光るパターンを変更できる設定項目。着信時だけではなく通知時にもLEDが点滅する

 アウトカメラは5000万画素のメインと800万画素の超広角で構成される。このうち、マクロカメラは、最短4cmまでの接写が可能だ。黒住氏は「日本での調査では、望遠よりもマクロ、つまり近接撮影に対する需要が非常に高い。InstagramやLINEで料理や身の回りのものを共有する文化が、この構成に反映されている」と説明した。メインカメラには1/1.57型のサムスン製センサーを採用し、光学式と電子式の手ブレ補正に対応している。フラグシップモデルの「Phone (3)」と同じ画像処理技術「TrueLens Engine 4.0パイプライン」を採用したことも特徴で、シーン自動認識や人肌の色合い調整などで高画質化に努めている。

_Nothing エントリー スマホ 横持ちした様子。側面にシャッター専用のボタンはない
_Nothing エントリー スマホ アウトカメラは5000万画素のメインと800万画素の超広角で構成される。メインカメラには1/1.57型のサムスン製センサーを採用し、光学式と電子式の手ブレ補正に対応している

 ディスプレイは6.77型の有機ELを採用し、最大輝度は3000ニトに達する。心臓部のプロセッサにはMediaTekのDimensity 7300 Proを搭載し、メモリブースター機能によって最大16GB相当のメモリ動作を可能にするなど、エントリーモデルの枠を超えた基本性能を持つ。

 microSDスロットは2TBまで拡張できる。OSにはNothing OS 3.5を採用し、将来的なAndroid 16へのアップデートも確約されている。SIMはnanoSIMを2枚搭載できる仕様で、eSIMもサポートしている。耐久性としてはIP54等級の防塵(じん)・防滴となっている。

_Nothing エントリー スマホ ディスプレイは6.77型の有機ELを採用した。実際に持ったときにはディスプレイが大型であるがゆえに大きいスマートフォンを手にしている感覚になった
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