電子情報技術産業協会(JEITA)が11月14日、2007年9月分の携帯電話およびPHS端末の国内出荷台数実績を発表。それによると、携帯電話およびPHSを合計した全出荷台数は248万8000台で、前年同月比は74.7%にとどまった。
携帯電話だけで見ても235万2000台、前年同月比73.8%に落ち込んでいる。内訳は3G携帯が233万3000台で前年同月比78.4%、2G携帯は1万9000台で2カ月連続で2万台を下回った。携帯電話の出荷数が前年同月比マイナスに陥るのは5カ月ぶり。
PHSは13万6000台、前年同月比93.2%となった。
携帯電話はドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルともに新端末の発表会が10月以降に開催され、発売が11月以降になるなど、2006年よりも立ち上がりが遅かったこともあり、大きく出荷台数を減らした模様だ。ワンセグ搭載比率は31.7%だった。
ちなみに2007年度上半期(4〜9月)の出荷台数は2526万1000台で、前年同月比112%を記録。依然増加傾向にある。特に6月と7月に携帯各社の夏モデルが発売され、月間で500万台以上を出荷したのが追い風になった。
前年同月比、4カ月連続でプラスに──JEITA 8月携帯出荷
最新ケータイのワンセグ搭載率は36.6%に──JEITA 7月携帯出荷
夏モデル登場で500万台超え──JEITA 6月携帯出荷
夏モデルを控え400万台割れも、前年同月比は復調の兆し──JEITA 5月携帯出荷Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.