電子情報技術産業協会(JEITA)は8月9日、2007年6月の移動電話国内出荷台数実績を発表した。携帯電話とPHSを合わせた移動電話の出荷台数は、前年同月比111%の511万5000台。2カ月ぶりに出荷台数が500万台を超えた。
携帯電話の出荷台数は498万2000台で、前年同月比111.3%。うち3G端末は493万1000台で、こちらも前年同月を上回った。携帯電話については、6月にはドコモが「P904i」「D904i」「SO903iTV」「P904i」、auが「W53T」「W52CA」「W52SA「W52H」「ウォークマンケータイ W52S」「W52P」「W44K II」「A5526K」、ソフトバンクモバイルが「912SH」「805SC」「810P」「912SH」を発売。続々と登場した夏モデルが追い風となって出荷台数が好調に推移したと見られる。なお、2007年第1四半期の携帯電話の累計出荷台数は1284万6000台で、前年比103.7%となった。
PHSの出荷台数は13万3000台で、前年同月比は100.2%。5月の13万9000台には届かなかったものの、2カ月連続で前年同月比プラスとなった。
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