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» 2007年11月21日 18時12分 公開

アプリの互換性とシステム構築の効率性が法人モバイルのカギ(2/2 ページ)

[國谷武史,ITmedia]
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 マイクロソフトは、10月にインターネットで行ったWindows Mobileユーザーの利用状況と、一般の携帯電話ユーザーのWindows Mobileに対する認知度調査の結果を公表した。

 まず、両ユーザーのPCリテラシーの比較では、一般ユーザーのリテラシー分布が幅広いのに対して、Windows MobileユーザーはPC利用に精通した、もしくはある程度利用に自信のあるユーザーが過半数を占めた。また、Windows Mobileユーザーの年齢分布や性別分布では昨年と比べ、20〜30代の利用が急速に高まり、女性ユーザーが1割以上を占めるようになった。

Windows Mobileユーザーの特徴

 マイクロソフトマーケットリサーチグループの古川淳一氏は、「PC操作に強い男性ユーザーが依然として多いが、ユーザーのすそ野は着実に広がっていると実感できる」と話した。

 Windows Mobileユーザーの携帯電話保有台数は、2台以上が全体の6割強を占める。また、Windows Mobile端末の利用形態はデータ通信が主体との回答が約6割で、通話利用は2割強となった。一方で一般端末の利用は通話主体が5割強、データ通信主体が3割で、利用形態に応じて端末を使い分ける傾向が判明した。

 具体的な利用形態としては、Windows MobileユーザーがPCサイトやメール、ファイルの閲覧・編集、PCデータとの同期を挙げたのに対し、一般ユーザーは通話やカメラ機能の利用を挙げている。「スマートフォンにはPCライクな利用が求められ、通話など携帯電話ライクな利用があまり求められていないようだ」(古川氏)という。

「Windowsケータイ」の利用形態

 一般ユーザーのWindows Mobileに対する認知度は「搭載端末を知っている」が6割、「OSとして知っている」が4割となった。また、「(購入対象として)興味がある」が3割となった。この結果について古川氏は、「認知度は十分ではないが、認知している回答者で興味と持ってくれる方が予想以上に多く、いい傾向だと感じている」と述べた。

 Windows Mobile端末ベンダーHTC Nipponの田中義昭ビジネス・ストラテジー&マーケティング本部ディレクターは、今後の製品展開について「スマートフォンは、スライド型フルキーボードを搭載する製品というイメージが強いが、PCライクな端末やストレートデザインの端末などユーザーの選択肢を広げるラインアップを広げていく。また、指で画面をなぞりながら操作するユーザーインタフェースの『TouchFLO』を開発しており、ユーザーにスマートフォン新たな魅力を提案したい」と語った。

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