NTTドコモの2代目キッズケータイが富士通製の「F801i」だ。新たにIPX5・IPX7の防水性能を持ったほか、置き忘れや紛失を防ぐ「おまもリモコン」が付属する。メインディスプレイに約 2.7インチのフルワイドQVGA(240×432ピクセル)表示対応液晶を搭載し、背面には高輝度LEDによってさまざまなイルミネーションを見せる「ひかりリング」を備えている。
プリセットされたiアプリには、自分の名前使った待受画面を作成できる「MOJI待受クリエーター」、時間割を作成するアプリ、秋元康氏が手がけたケータイ絵本「ゾウのおくりもの」など、主なユーザー層である小学生とその保護者をサポートするコンテンツをそろえた。

待受画面などのインタフェースをまとめて切り替える「トータルコーディネイト」機能では、佐藤可士和氏がデザインした5本のプリセットコンテンツを選ぶことができる。そのほか、佐藤氏監修の壁紙も多数用意した。また、自分だけの待受画面を作成できる「MOJI待受クリエーター」も内蔵しているサブディスプレイの変わりとなるのが背面のLEDだ。高輝度LEDを円状に配置したひかりリングと、その上部に時刻や着信/受信情報などの文字を浮かび上がるLEDの2つがあり、イルミネーションと同時に点灯する。
開閉時には「ひかりルーレット」と時計表示のほか、プリセットアプリの「ひかりクリエーター」で点灯パターンを自作することもできる。
背面のLEDは緊急ブザーの鳴動時にも明るく光って緊急事態を周囲に知らせるほか、端末からおまもりリモコンが一定距離離れたときに動作する「はなれたよアラーム」の鳴動時にも点灯。また、紛失時におまもりリモコンから端末のアラームを鳴らしたときにも動作する。
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プリセットアプリ(左)とステーショナリー機能(中央)の一覧。時間割はどちらでも同じアプリが起動する。「ゾウのおくりもの」(右)は、秋元康氏原作のケータイ絵本。現在はゲームなど保護者にとって好ましくないものもあるが、アプリの可能性を広げるためにあえて絵本を収録したという


ひかりリングのパターンを作成できる「ひかりクリエーター」(左端)。ケータイを使う上で気をつけることやマナーなどを学べる「キッズセーフトレーニング」(中央左)、クイズ形式で学習できる「昭文社ケータイでる順」(中央右)、時間割作成アプリ(右端)
イマドコサーチ利用時の画面(左)。検索を受ける側にとってはプライバシーを保護したい面もあるため、端末の操作中にこのような画面を強制的に表示する。防犯ブザーの動作とともに、登録先へ音声発信とメール(メッセージR)送信を行う(右)


登録先端末の着信画面には、防犯ブザーが使われたことを表示する(左端)。また、ブザー動作時の位置情報や時刻がメッセージRで送られてくる(中央左)。送られた位置情報はiエリアでの地図表示(中央右)だけでなく、地図アプリとの連携も可能(右端)
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