米Sony Electronicsは1月6日、モバイルコミュニケーター「mylo」の新モデルを発表した。1月から米国で発売される。価格は約300ドル。
myloはWi-Fi通信機能と音楽再生などのエンターテインメント機能を持つポケットサイズの携帯デバイス。QWERTYキーボードを備え、フルブラウザ、Google Talk、SkypeなどのIMソフトを搭載する。
今回の新モデル「COM-2 mylo」は、802.11bおよび802.11gネットワークに対応し、月額契約なしでWayportのホットスポットを無料で利用できる。Wayportは米国のMcDonald's 9000店舗にホットスポットを設置している。3.5インチディスプレイ搭載で、1Gバイトのメモリを内蔵し、最大8GバイトのメモリースティックDuoに対応する。Windows Media DRM 10に対応し、MP3、AAC、ATRAC、WMA、MPEG4ファイルを再生できる。
Adobe Flash Lite 3も搭載し、YouTubeなどのFlashサイトのコンテンツも視聴できる。130万画素の内蔵カメラで撮影した写真に、サイズ変更やキャプションなどの加工を加えてSNSやブログにアップロードすることも可能だ。AIM、Google Talk、Yahoo! Messenger、Skypeを利用でき、固定電話や携帯電話に電話をかける「SkypeOut」も使える。
さらに新モデルは5つのウィジェットを搭載する。すぐに検索ができるGoogle Search Widget、IMの友だちリストをまとめたMyContacts Widget、ビデオ情報を知らせるYouTube Widget、新着フィードを知らせるRSS Widget、Facebookページを追跡するFacebook Notifierの5種だ。またユーザーは登録すれば、mylo向けの独自ウィジェットを開発するのに必要な情報を入手できる。登録受付は1月末にmyloのサイトで開始の予定。
myloのバッテリー駆動時間は、音楽再生なら最高20時間、Skype通話なら連続6時間、ビデオ視聴なら7時間まで。
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