PHSで“完全なワンナンバー化”――日本アバイアのFMCソリューション

» 2008年06月10日 23時43分 公開
[ITmedia]

 日本アバイアは6月9日、PHSをPBX内線端末としたFMC(Fixed Mobile Convergence)ソリューションを提供開始すると発表した。

 同ソリューションは、アバイアのIP-PBXソフトウェア“Avaya Communication Manager”が、ウィルコム提供の全国モバイル内線ソリューション『W-VPN』に対応したことにより実現したもの。W-VPNは企業内のPBXとウィルコムのPHSネットワークを専用回線で接続することで、社内の電話とPHS間の音声通話を定額にするサービスで、『WX220J-Z』および『WX321J-Z』の2機種に対応している。

 アバイアのIP-PBXとW-VPNを併用することにより、企業はPHSをPBX内線として利用し、オフィス内の固定電話からPHSへ、PHSからオフィス内の固定電話へといったいずれの相手にも内線番号をダイヤルすることで発信できる。

 同社はウィルコムの協力を受け、6月11日から13日まで、幕張メッセで開催されるイベントInterop Tokyo 2008のブースで、同ソリューションの展示を行う。

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