9(nine)のコンセプトを継承したウィルコムのシンプル端末「WILLCOM 9」(WS018KE)。折りたたみ型になり、カメラを搭載するなどハード面の変化もあるが、「ウィルコム ガジェット」の採用やデコラティブメールへの対応など、ソフト面の進化も大きい。これはシンプル端末であっても、Webコンテンツを快適に利用したいというニーズが高まったためだという。
またウィルコム ガジェットを使わない場合、待受画面を3分割して別々の機能を割り当てる「スロットアクセサリー」を利用できる。時刻や日付はもちろん、電波状況やバッテリー残量をひと目で分る大きさで確認できる。また、メモやスケジュールも表示できるなど、端末内のデータを活用することも可能だ。



メニュー画面は9(nine)と同じテイスト(写真=左端)。Javaに対応したため、デコ絵文字作成アプリとゲームの体験版がプリセットされている(写真=左中)。アドレス帳の文字サイズが大きくなった(写真=右中)、アドレス帳は赤外線での転送が可能

「ウィルコム ガジェット」。待受画面に最大4つまでガジェットを表示できる(写真=左)。ウィルコム ガジェット以外では、時計やカレンダー、スロットアクセサリーを表示できる(写真=中央)。プリセットされたガジェットはGoogle検索、Googleカレンダー、Google乗り換え案内、Gmail、mixiガジェット、NAVITIME乗り換えガジェット、世界時計、デ辞書、W+Info、くーろんの10種(写真=左)

電波状況に応じて変化するデスクトップキャラクターのくーろん(写真=左)。それぞれのガジェットは画面いっぱいまで最大化でき、そのまま待受画面に設定できる(写真=中央)。ウィルコムのコンテンツ配信サービスW+Infoのガジェット(写真=右)

mixiガジェットは、メッセージや新規コメントがあるとアイコンがアクティブになる(写真=左)。最大化するとWebブラウザで見るようなmixi画面を表示、さらに項目をクリックすると実際にブラウザを起動する(写真=中央)。mixiガジェットのようにWeb連携するガジェットは、定期的にパケット通信を行う。通信間隔は変更できないが、通信する/しないは設定できる(写真=右)


ファインダー画面に操作説明を表示する操作ガイド(写真=左端)や、画像の編集機能なども搭載(写真=左中)。撮影直後のプレビューメニュー(写真=右中)。撮影後すぐにメール送信することもできる(写真=右端)
写真で解説する「WILLCOM 9」(外観編)
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シンプルボディにマッチする合理的な操作性――「9(nine)」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.