ドコモと米AT&Tは、ハワイにおけるW-CDMA方式の3G網の構築をおおむね完了したことを発表した。両社は国際ローミングの利用促進を目的に共同で3G網の構築を進めており、オアフ島、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島を含めたハワイ諸島のネットワーク構築を終えたという。
これにより、今後、ドコモユーザーはハワイ諸島で3G網を使った音声通話やパケット通信を利用可能になる。なおテレビ電話サービスは利用できない。
ドコモの対応機種は「SH905iTV」「SH906i」「F906i」「SO906i」「N906iμ」「SH906iTV」「NM705i」「NM706i(発売予定)」「hTc Z」「HT1100」の10モデル(3G 850MHz対応の海外ローミング対応端末)。
- ドコモの子会社、グアムセルラーが3Gサービスを開始
7月31日、NTTドコモの子会社 グアムセルラーがW-CDMA方式の3Gサービスを開始した。ドコモユーザーは国際ローミングサービスを通じて、3G網を利用した音声通話とパケット通信サービスを利用可能になる。
激変するモバイル市場、ケータイキャリアが進む方向は
ワイヤレスジャパン2008の2日目、「モバイル通信サービス事業の将来ビジョン」と題した基調講演にケータイキャリアのキーパーソンが勢揃いし、それぞれの立場から今後の取り組みについて説明した。ドコモとKDDIは“エージェント機能”に注目。ウィルコムは次世代PHSへの取り組み、ソフトバンクモバイルはiPhone 3Gの分析が話題に上った。
契約者規模は約2億に――アジアの携帯キャリア連合「コネクサス・モバイル」にタイが加盟
ドコモが加盟するアジア・太平洋地域の携帯電話事業者アライアンス「コネクサス・モバイル・アライアンス」に、タイの通信キャリアTrue Moveが加盟する。これにより同アライアンスは12の国や地域にわたる約1億9千万人規模の契約者を持つことになる。
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