マナーモードにする場所、映画館・電車やバスが約8割、病院は6割にとどまる

» 2008年08月19日 11時31分 公開
[ITmedia]

 アイシェアは8月13日、携帯電話マナーに関する意識調査の結果を発表した。調査は同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に、7月29日から同31日まで実施したもので、有効回答数は413名。

 同調査によれば、「マナーモード設定」を行うのは「場所に応じて」という回答が59.3%で最多。「常に設定」が36.3%、「常に設定しない」が4.4%だった。性別、年代別に見ると、「場所に応じて」は男性の55%に対して女性63.9%、20代の57.1%に対しては40代が66.4%となり、男性よりも女性が、また年代が上がるほど、こまめに設定を変えている様子がうかがえた。また「常に設定」は20代で4割を超えたが、40代では3割に満たなかった。

 「場所に応じてマナーモードに設定」と答えた人に「当てはまる場所」を複数回答形式で聞いたところ、多い順から「映画館」が78.8%、「電車やバスの中」が76.3%、「美術館や図書館」が75.9%、「コンサートホールや劇場」が72.7%、「病院」が62%と続いた。2006年に行った同内容の調査と比較すると「病院」を挙げる人が多くなっており、順位では7位から5位に、ポイントでは18.5上昇した。また「映画館」が7.5ポイント、「コンサートホールや劇場」が5.2ポイント上昇しており、会場などでアナウンスされる携帯電話のマナーや使用に関するルールが、常識として浸透しつつあるようだという。なお「仕事中」の設定については、2年前よりも12.3ポイント減少している。

 さらに「場所によって電源を切ることはあるか」という質問に対する回答は、「病院」が61.5%、「飛行機」が59.1%、「映画館」が36.8%、「コンサートホールや劇場」が33.9%、「美術館や図書館」が14%という順番。前回調査でも「病院」がトップだったが、ポイントの上では今回7.7の減少となった。反対に「映画館」は8.1ポイント上昇している。

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