グループ名 | 2008年8月純増数 | 累計 |
---|---|---|
NTTドコモ | 8万4400 2in1:4万8500 |
5380万7200(51.5%) 2in1:42万600 |
KDDI | 5万4900 | 3037万6900(29.1%) |
ソフトバンクモバイル | 16万3300 ダブルナンバー:1200 |
1949万400(18.7%) ダブルナンバー:2500 |
イー・モバイル | 8万4300 | 75万2400(0.7%) |
携帯総計 | 38万7000 | 1億442万6900 (前月比増減率 0.4%) |
電気通信事業者協会(TCA)は9月5日、2008年8月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。携帯電話の契約数は1億442万6900件、7月末から38万7000の増加となった。
キャリア別純増数トップはソフトバンクモバイルの16万3300(ダブルナンバー:1200)純増で16カ月連続。続いてNTTドコモの8万4400(2in1:4万8500増)、イー・モバイルの8万4300、KDDI(au)の5万4900の順となった。
8月は例年、7月の商戦月と比べると需要が落ち込む。ただし、全体的に契約数の増加が鈍化する状況において、純増数総計そのものは同年前月と大差なく、むしろ前年同月の数値を上回った。
7月に初の番号ポータビリティ転出超過となり不調も伝えられたKDDIは、5万4900の純増、9800の番号ポータビリティ転入超過で8月はプラスに転じた。「春先の不自然なプリペイド契約の純増に関わる大幅純減が収束したこと(8月は6800の純減)。そして7月は多少なりともiPhone 3Gの影響があったが、iPhone 3Gがどのようなものかを見極めるため、全体的に“買い控え”する傾向もあった。8月のプラス結果はそれが収まったためと思われる」(KDDI広報部)。
ソフトバンクモバイルは、伸びは鈍化したが今月も純増シェアトップを記録。同ペースで推移する場合、2008年内には累計2000万契約の大台に達する。ドコモの純増内訳はFOMA(3G)40万300増、mova 31万5900減。11月30日に新規申し込み受け付けを終了(サービス終了日は未定)するmovaからFOMAへの契約変更動向は加速している。一方、iモード契約は1万1900の純減。「Web通信を不要とする主に法人ユーザーによるものと思われるが、詳細は調査中」(ドコモ広報部)
イー・モバイルは、「100円モバイルPC」といった販売方法で展開する家電量販店による個人ユーザー向けデータ通信端末販売が好調で、ドコモの純増数に迫る8万4300の純増を記録した。
2008年8月純増 | 累計 | |
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・システム別 | ||
NTTドコモ(W-CDMA) | 40万300 | 4598万8700 |
NTTドコモ(PDC) | −31万5900 | 781万8500 |
au(CDMA2000 1x) | 5万9700 | 2999万8000 |
au(cdmaOne) | −4800 | 37万8800 |
ソフトバンクモバイル(W-CDMA) | 38万6200 | 1594万8200 |
ソフトバンクモバイル(PDC) | −22万2900 | 354万2200 |
イー・モバイル(W-CDMA) | 8万4300 | 75万2400 |
・プリペイド契約 | ||
NTTドコモ | −200 | 3万9200 |
KDDI | −6800 | 48万7400 |
ソフトバンクモバイル | −1万6800 | 112万1300 |
イー・モバイル | 900 | 8900 |
合計 | −2万2900 | 165万6800 |
・通信モジュール | ||
NTTドコモ | 9600 | 148万6200 |
KDDI(auモジュール系サービス用回線数) | 1万400 | 86万6200 |
ソフトバンクモバイル | 0 | 3万2500 |
合計 | 1万9900 | 238万4900 |
・IP接続サービス | ||
iモード(NTTドコモ) | −1万1900 | 4803万5200 |
EZweb(KDDI) | 5万800 | 2578万1200 |
Yahoo!ケータイ(ソフトバンクモバイル) | 9万2600 | 1571万600 |
EMnet(イー・モバイル) | 2200 | 3万3200 |
合計 | 13万3800 | 8956万200 |
MNP利用状況 | 転入 | 転出 | 差し引き |
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NTTドコモ | 非公開 | 非公開 | −4万3700 |
au | 非公開 | 非公開 | 9800 |
ソフトバンクモバイル | 非公開 | 非公開 | 3万3600 |
イー・モバイル | 非公開 | 非公開 | 300 |
グループ名 | 2008年8月純増 | 累計 |
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ウィルコム | −1万7400 | 459万9400 |
PHS総計 | −1万7400 | 459万9400 |
ウィルコムのPHS契約数は、今回1万7400の大幅純減に転じ、契約者累計は460万を割る459万9400となった。
7月に発売した「WILLCOM 03」「WILLCOM D4」「WILLCOM 9」といった新機種のコンシューマ向け需要が商戦期後でやや落ち込んだこと、時期的に法人需要が減るタイミングが重なったことが要因とみる。「法人契約が全体の4割ほどあるので、休暇や時期による法人需要の減少が大きく影響してしまう傾向がある」(ウィルコム広報)。
また、データ通信端末、特にイー・モバイルとの争いはさらに激しくなっている。
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