iPhone 3G発売のソフトバンク好調維持、auは初のMNP転出超過──7月契約数

» 2008年08月07日 16時24分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
グループ名 2008年7月純増数 累計
NTTドコモ 9万4200
 2in1:6万8200
5372万2800(51.6%)
 2in1:37万2100
KDDI 1万7000 3032万1900(29.1%)
ソフトバンクモバイル 21万5400
 ダブルナンバー:1300
1932万7100(18.6%)
 ダブルナンバー:1300
イー・モバイル 6万5000 66万8100(0.6%)
携帯総計 39万1500 1億403万9900
(前月比増減率 0.4%)

 電気通信事業者協会(TCA)は8月7日、2008年7月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。携帯電話の契約数は1億403万9900件、6月の契約数から39万1600の増加となった。

 キャリア別純増数トップはソフトバンクモバイルで21万5400(ダブルナンバー:1300)の純増。続いてNTTドコモの9万4200(2in1:6万8200増)、イー・モバイルの6万5000、KDDI(au)の1万7000の順となった。

 7月は携帯キャリア各社が夏商戦向けの新機種を発売。7月11日に「iPhone 3G」を発売したソフトバンクモバイルの動向が注目された。ソフトバンクモバイルは番号ポータビリティで5万2000の転入超過、一方、ドコモは5万1100の転出超過、KDDIも1200の転出超過となった。KDDIの転出超過は番号ポータビリティ開始以来、初めて。

 auは前年同月の実績(23万4600の純増)と比べると、伸びは鈍化。キャリア合計の純増総数は昨年度を下回り、市場規模もやや小さくなっている傾向はあるが、他社は昨年とほぼ同水準、イー・モバイルは6万5000も純増した中でauの凋落が目立つ。「春先の不自然なプリペイド契約の純増後、キャンペーン終了とともに6月から解約による純減があり、7月もこの傾向が続いたこと。W62SHやWoooケータイ W62H、G'zOne W62CAなど夏モデルのハイエンド機種の発売がやや遅かったことなどが要因。また、瞬間風速的だがiPhone 3Gの影響も少なからずあったと思う」(KDDI広報部)

 イー・モバイルはドコモに次ぐ6万5000の純増で今回も好調。特に、家電量販店などにおいて小型モバイルPCとセットで安価に販売する方法が好評。7月はEMONSTER liteなどの新機種も発売したが、純増の多くはデータ通信端末によるものだという。「セット販売するPCが品切れしてしまう場合もあった。それがなければもう少し伸びたかもしれない」(イー・モバイル広報部)

Graph 携帯電話純増数の推移
Graph 携帯電話純増シェアの推移
MNP利用状況 転入 転出 差し引き
NTTドコモ 非公開 非公開 −5万1100
au 非公開 非公開 −1200
ソフトバンクモバイル 非公開 非公開 5万2000
イー・モバイル 非公開 非公開 300

  2008年7月純増 累計
・システム別
NTTドコモ(W-CDMA) 38万8600 4558万8500
NTTドコモ(PDC) −29万4400 813万4400
au(CDMA2000 1x) 2万1900 2993万8300
au(cdmaOne) −4900 38万3700
ソフトバンクモバイル(W-CDMA) 44万9300 1556万2000
ソフトバンクモバイル(PDC) −23万3900 376万5100
イー・モバイル(W-CDMA) 6万5000 66万8100
・プリペイド契約
NTTドコモ −200 3万9400
KDDI −1万700 49万4200
ソフトバンクモバイル −1万7400 113万8100
イー・モバイル 600 8000
合計 −3万6600 167万9700
・通信モジュール
NTTドコモ 1万300 147万6600
KDDI(auモジュール系サービス用回線数) 1万5400 85万5900
ソフトバンクモバイル 1万4800 3万2500
合計 4万500 236万5000
・IP接続サービス
iモード(NTTドコモ) −1万4000 4804万7000
EZweb(KDDI) 2万6900 2573万400
Yahoo!ケータイ(ソフトバンクモバイル) 13万2200 1561万8000
EMnet(イー・モバイル) 4400 3万1000
合計 19万9400 8942万6400

ウィルコムは2100の純増

グループ名 2008年7月純増 累計
ウィルコム 2100 461万6900
PHS総計 2100 461万6900

 ウィルコムのPHS契約数は6月末の純増に続き、今回も2100の純増。契約者累計は461万6900となった。

 7月は新機種「WILLCOM 03」「WILLCOM D4」「WILLCOM 9」を投入した。

 中でも、“2台目”用としてWILLCOM 9や「HONEY BEE」などのシンプルな音声端末が人気で、競争が激化するデータ通信端末の伸び悩みを補う形となった。

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